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[NEWS]ベナンの危険情報【危険レベル継続】(外務省 海外安全ホームページ)
2017年07月04日
【危険度】
●ブルキナファソ,ニジェール,ナイジェリア北西部との国境地帯及びW国立公園
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)
●上記を除く地域
レベル1:十分注意してください。(継続)
【ポイント】
●ベナン北部地帯及びW国立公園付近では,武装組織によるテロ・外国人の誘拐のおそれがあります。また,銃器を用いた強盗が多発しているため,特に,夜間の移動は避けるとともに,事件に遭遇した場合には,命を守ることを最優先に行動してください。
☆詳細については,下記の内容をよくお読みください。
1 概況
(1)ベナンの治安は,他のアフリカ諸国に比べ,全体的に安定しているといわれています。しかしながら,外国からの不法入国者が跡を絶たず,景気悪化による貧困を要因とした犯罪も頻発しており,当局は治安対策を強化しています。また,銃器や麻薬の密輸も多く,容易に入手することができるため,従来よりも銃器等の凶器を用いた犯罪の増加が顕著となっています。
(2)ベナン北部地域では,国境警備が極めて脆弱です。同地域一帯では,国境に接するブルキナファソ,ニジェール及びナイジェリアから武装組織がベナンに侵入し,テロ・誘拐を行うおそれがあるほか,銃器を用いた路上封鎖強盗も多発しています。
(3)これまでに,ベナンにおいて日本人・日本権益を直接標的としたテロ事件は確認されていませんが,近年,シリア,チュニジア及びバングラデシュにおいて日本人が殺害されたテロ事件や,フランス,ベルギー,トルコ,インドネシア,英国等,日本人の渡航者が多い国でもテロ事件が多数発生しています。このように,世界の様々な地域でイスラム過激派組織によるテロがみられるほか,これらの主張に影響を受けた者による一匹狼(ローンウルフ)型等のテロが発生しており,日本人・日本権益が標的となり,テロを含む様々な事件の被害に遭うおそれもあります。このような情勢を十分に認識して,誘拐,脅迫,テロ等に遭わないよう,また,巻き込まれることがないよう,海外安全情報及び報道等により最新の治安・テロ情勢等の関連情報の入手に努め,日頃から危機管理意識を持つとともに,状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。
2 地域情勢
(1)ブルキナファソ,ニジェール,ナイジェリア北西部との国境地帯(アタコラ県北部,アリボリ県北部及び東部,ボルグ県東部)及びW国立公園
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)
ベナンの北部地域は,ブルキナファソ,ニジェール及びナイジェリアと国境を接しています。これらの周辺国において,武装組織によるテロや誘拐が散発しており,そのような武装集団が警備の手薄な国境を越えて,ベナン国内に侵入するおそれがあります。武装組織が誘拐の対象としている外国人は欧米人に限定されておらず,日本人も標的になる可能性は排除されません。
特に,アリボリ県に所在するW国立公園内では,国境警備が手薄なため,武装組織の侵入も比較的容易な状況となっています。
また,各国境地帯においては,車両を狙った路上強盗が多発しています。路上強盗は,隠れていた犯人がいきなり通行車両に銃を突き付け,強制的に停車させた後,強盗に及ぶ手口が主流となっており,非常に危険です。
つきましては,同地域への不要不急の渡航は止めてください。渡航する場合には特別な注意を払うとともに,十分な安全対策をとってください。
(2)上記を除く地域
レベル1:十分注意してください。(継続)
ア コトヌ市(リトラル県)
(ア)コトヌ市内においては,ダントッパ(Dantokpa)市場やミセボ(Missèbo)市場付近での強盗事件やコトヌ空港での麻薬密輸等の犯罪が発生しています。白昼であっても一人歩きは避けるとともに,人通りの少ない場所には近寄らないようにしてください。特に,海岸線やフラコジ(Xwlacodji)地区,フィジロセ(Fidjrossè)地区といった市周辺部は,治安当局の目が届きにくいこともあり,市中心部に比べて強盗等の被害に遭うリスクが高く,警戒が必要です。
(イ)市中心部においても,ダントッパ市場,ミセボ市場,土産物屋街等,観光客の集まる場所では,ひったくりやスリ等に注意してください。スラム街のあるゾンゴ(Zongo)地区,隣接するジョンケ(Jonquet:コトヌ駅北側地区)地区においては,売春や麻薬密売が日常的に行われており,犯罪に巻き込まれるリスクが高いため,近寄らないようにしてください。また,近隣諸国から流入した武器を使用した犯罪や,警察と強盗との銃撃戦が発生しています。銃声を聞くなど,危険を察知したらすぐにその場から立ち去るようにしてください。
(ウ)コトヌ市内において,日本人が自宅や滞在先のホテルで空き巣や窃盗の被害に遭う事例が相次いでいます。休暇等で家を留守にする場合は,その情報が第三者に知られることがないよう,十分に注意してください。また,滞在先のホテルでは貴重品の保管に留意するとともに,部屋に見知らぬ人が尋ねてきた場合には,いかなる状況でも絶対に中に入れないようにしてください。
イ ウエメ県及びモノ県(コトヌ市近郊県)
ヒラコジ(Hilakondji:トーゴとのギニア湾国境付近)及びセメポジ(Seme-kpodji:ナイジェリアとのギニア湾国境付近)といった国境付近は,首都からも離れており,警察当局の目が届きにくいため,長年にわたり麻薬・武器等の密輸の中継基地となってきました。警察当局も密輸取締りを強化し,麻薬・武器等を押収するなど成果を上げつつありますが,依然としてトーゴ及びナイジェリアとのギニア湾国境付近は,麻薬・武器等密売人の巣窟となっている危険性がありますので,不用意に近づかないように注意をしてください。
ウ アタコラ県及びトンガ県
同地域は,比較的イスラム教徒が多い地域です。2016年7月,アタコラ(Atacora)県では,イスラム教指導者の指名争いを巡り,イスラム共同体の派閥間対立が表面化し,治安部隊が出動する事態などが発生しています。さらに,ドンガ(Donga)県では,イスラム指導者の選任を巡る対立を受け,行政によるイスラム教の教会であるモスクの一時的な閉鎖が行われていたところ,2016年10月には,モスクの開放を求める住民と治安部隊の衝突により,6名の死者を含む多数の死傷者を出す事案が発生しています。同地域のイスラム共同体における潜在的な派閥間対立は,今なお続いており,今後の治安状況への影響が懸念されます。
エ その他の地域
(ア)武装集団が道路を封鎖し,通行人から金品を巻き上げる強盗が発生しています。特に以下の地域では事件が多発していますので,車両であっても夜間の移動は避けるとともに,万一事件に遭遇した場合には,抵抗せず,命を守ることを最優先に行動してください。
(1)トーゴ,ベナン,ナイジェリアを結ぶ国道1号線
(2)ベナン,ニジェールを結ぶ国道2号線
(3)ナティテング(Natitingou)からブルキナファソへと抜ける国道3号線
(4)キリボ(Kilibo)地域(コトヌから北方向約230km)
(5)バシラ(Bassila)地域(コトヌより北西方向約370km)
(イ)アゴンリン(Agonlin)地域(コトヌから北方向約100km)では,宗教的な問題が発生しています。具体的には,ズ(Zou)県バナメ(Baname)の教会で宗教活動を行っている若い現地女性が,自らを神と名のり信者に教えを説いています。その教えが他宗教を全く受け入れないことから,この新興宗教は地域住民と争いを起こしています。2017年1月には,アボメイ市で布教活動を行っていたバナメの教会の信者とアボメイ市民との衝突により,2名の死者を含む多数の重傷者を出す事案が発生しています。今後も布教活動を通じ,そのほかの都市においても抗争を引き起こすことが懸念されます。
(ウ)クラケ(Kurake)市(東部のナイジェリアとの国境付近の町)では,一般人を誘拐・殺害した後,その臓器の一部を宗教的儀式用に販売していた集団が逃走中に逮捕される事案が発生しています。日本人を対象とした犯罪ではありませんが,国境付近はこのような犯罪者が活動する可能性が高い場所ですので,不要不急の立ち寄りを避けるようにしてください。
これらの地域への渡航にあたっては危険を避けて頂くため特別な注意が必要です。在ベナン日本国大使館,現地関係機関,報道等から最新情報の入手に努め,身の回りの安全に十分注意してください。
3 滞在に当たっての注意
ベナンへの渡航・滞在における一般的な注意事項については,安全対策基礎データ(http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure.asp?id=118 )も併せてご参照ください。
滞在中は,下記の事項に十分留意して行動し,危険を避けるようにしてください。また,渡航に際しては,あらかじめ,日本国外務省,在ベナン日本国大使館,現地関係機関等から最新の情報を入手するよう努めてください。万一,事件・事故等に巻き込まれた場合には,在ベナン日本国大使館に連絡してください。
(1)海外渡航の際には万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。3か月以上滞在する方は,大使館又は総領事館が緊急時の連絡先を確認できるよう,必ず在留届を提出してください。(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet )
3か月未満の旅行や出張などの際には,渡航先の最新安全情報や,緊急時の大使館又は総領事館からの連絡を受け取ることができるよう,外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/ )
(2)外出の際は,身の回りの安全に十分注意し,できるだけ派手な服装は避け,現金は必要な分だけを持ち,人前では大金や携帯電話等の貴重品を見せないようにしてください。また,群衆,集会場所,大統領官邸等の主要な政府機関周辺には可能な限り近寄らないようにしてください。
(3)ベナン全土において,一般市民が犯罪者等に暴行を加えるいわゆる「民衆制裁」が行われることがあります。この民衆制裁は,許可を得ずに写真を撮ろうとしたことなど,ささいな原因で発生することもありますので,現地のマナーを理解するなどトラブル防止のために十分な注意をしてください。
(4)緊急事態の発生による国外退避に備え,パスポートやビザの有効期限,すぐに持ち出せる現金,クレジットカード及び航空券の確認をしてください。なお,緊急時に運航される航空機等においては,正規航空運賃が適用される場合も多々ありますので,現金及びクレジットカードの支払可能額が十分かについても確認してください。
4 なお,隣国のナイジェリア,ニジェール,ブルキナファソ,トーゴについても,それぞれ危険情報が発出されていますので,併せてご留意ください。
☆詳細については,下記の内容をよくお読みください。
引用元:外務省 海外安全ホームページ
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pchazardspecificinfo_2017T051.html
●ブルキナファソ,ニジェール,ナイジェリア北西部との国境地帯及びW国立公園
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)
●上記を除く地域
レベル1:十分注意してください。(継続)
【ポイント】
●ベナン北部地帯及びW国立公園付近では,武装組織によるテロ・外国人の誘拐のおそれがあります。また,銃器を用いた強盗が多発しているため,特に,夜間の移動は避けるとともに,事件に遭遇した場合には,命を守ることを最優先に行動してください。
☆詳細については,下記の内容をよくお読みください。
1 概況
(1)ベナンの治安は,他のアフリカ諸国に比べ,全体的に安定しているといわれています。しかしながら,外国からの不法入国者が跡を絶たず,景気悪化による貧困を要因とした犯罪も頻発しており,当局は治安対策を強化しています。また,銃器や麻薬の密輸も多く,容易に入手することができるため,従来よりも銃器等の凶器を用いた犯罪の増加が顕著となっています。
(2)ベナン北部地域では,国境警備が極めて脆弱です。同地域一帯では,国境に接するブルキナファソ,ニジェール及びナイジェリアから武装組織がベナンに侵入し,テロ・誘拐を行うおそれがあるほか,銃器を用いた路上封鎖強盗も多発しています。
(3)これまでに,ベナンにおいて日本人・日本権益を直接標的としたテロ事件は確認されていませんが,近年,シリア,チュニジア及びバングラデシュにおいて日本人が殺害されたテロ事件や,フランス,ベルギー,トルコ,インドネシア,英国等,日本人の渡航者が多い国でもテロ事件が多数発生しています。このように,世界の様々な地域でイスラム過激派組織によるテロがみられるほか,これらの主張に影響を受けた者による一匹狼(ローンウルフ)型等のテロが発生しており,日本人・日本権益が標的となり,テロを含む様々な事件の被害に遭うおそれもあります。このような情勢を十分に認識して,誘拐,脅迫,テロ等に遭わないよう,また,巻き込まれることがないよう,海外安全情報及び報道等により最新の治安・テロ情勢等の関連情報の入手に努め,日頃から危機管理意識を持つとともに,状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。
2 地域情勢
(1)ブルキナファソ,ニジェール,ナイジェリア北西部との国境地帯(アタコラ県北部,アリボリ県北部及び東部,ボルグ県東部)及びW国立公園
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)
ベナンの北部地域は,ブルキナファソ,ニジェール及びナイジェリアと国境を接しています。これらの周辺国において,武装組織によるテロや誘拐が散発しており,そのような武装集団が警備の手薄な国境を越えて,ベナン国内に侵入するおそれがあります。武装組織が誘拐の対象としている外国人は欧米人に限定されておらず,日本人も標的になる可能性は排除されません。
特に,アリボリ県に所在するW国立公園内では,国境警備が手薄なため,武装組織の侵入も比較的容易な状況となっています。
また,各国境地帯においては,車両を狙った路上強盗が多発しています。路上強盗は,隠れていた犯人がいきなり通行車両に銃を突き付け,強制的に停車させた後,強盗に及ぶ手口が主流となっており,非常に危険です。
つきましては,同地域への不要不急の渡航は止めてください。渡航する場合には特別な注意を払うとともに,十分な安全対策をとってください。
(2)上記を除く地域
レベル1:十分注意してください。(継続)
ア コトヌ市(リトラル県)
(ア)コトヌ市内においては,ダントッパ(Dantokpa)市場やミセボ(Missèbo)市場付近での強盗事件やコトヌ空港での麻薬密輸等の犯罪が発生しています。白昼であっても一人歩きは避けるとともに,人通りの少ない場所には近寄らないようにしてください。特に,海岸線やフラコジ(Xwlacodji)地区,フィジロセ(Fidjrossè)地区といった市周辺部は,治安当局の目が届きにくいこともあり,市中心部に比べて強盗等の被害に遭うリスクが高く,警戒が必要です。
(イ)市中心部においても,ダントッパ市場,ミセボ市場,土産物屋街等,観光客の集まる場所では,ひったくりやスリ等に注意してください。スラム街のあるゾンゴ(Zongo)地区,隣接するジョンケ(Jonquet:コトヌ駅北側地区)地区においては,売春や麻薬密売が日常的に行われており,犯罪に巻き込まれるリスクが高いため,近寄らないようにしてください。また,近隣諸国から流入した武器を使用した犯罪や,警察と強盗との銃撃戦が発生しています。銃声を聞くなど,危険を察知したらすぐにその場から立ち去るようにしてください。
(ウ)コトヌ市内において,日本人が自宅や滞在先のホテルで空き巣や窃盗の被害に遭う事例が相次いでいます。休暇等で家を留守にする場合は,その情報が第三者に知られることがないよう,十分に注意してください。また,滞在先のホテルでは貴重品の保管に留意するとともに,部屋に見知らぬ人が尋ねてきた場合には,いかなる状況でも絶対に中に入れないようにしてください。
イ ウエメ県及びモノ県(コトヌ市近郊県)
ヒラコジ(Hilakondji:トーゴとのギニア湾国境付近)及びセメポジ(Seme-kpodji:ナイジェリアとのギニア湾国境付近)といった国境付近は,首都からも離れており,警察当局の目が届きにくいため,長年にわたり麻薬・武器等の密輸の中継基地となってきました。警察当局も密輸取締りを強化し,麻薬・武器等を押収するなど成果を上げつつありますが,依然としてトーゴ及びナイジェリアとのギニア湾国境付近は,麻薬・武器等密売人の巣窟となっている危険性がありますので,不用意に近づかないように注意をしてください。
ウ アタコラ県及びトンガ県
同地域は,比較的イスラム教徒が多い地域です。2016年7月,アタコラ(Atacora)県では,イスラム教指導者の指名争いを巡り,イスラム共同体の派閥間対立が表面化し,治安部隊が出動する事態などが発生しています。さらに,ドンガ(Donga)県では,イスラム指導者の選任を巡る対立を受け,行政によるイスラム教の教会であるモスクの一時的な閉鎖が行われていたところ,2016年10月には,モスクの開放を求める住民と治安部隊の衝突により,6名の死者を含む多数の死傷者を出す事案が発生しています。同地域のイスラム共同体における潜在的な派閥間対立は,今なお続いており,今後の治安状況への影響が懸念されます。
エ その他の地域
(ア)武装集団が道路を封鎖し,通行人から金品を巻き上げる強盗が発生しています。特に以下の地域では事件が多発していますので,車両であっても夜間の移動は避けるとともに,万一事件に遭遇した場合には,抵抗せず,命を守ることを最優先に行動してください。
(1)トーゴ,ベナン,ナイジェリアを結ぶ国道1号線
(2)ベナン,ニジェールを結ぶ国道2号線
(3)ナティテング(Natitingou)からブルキナファソへと抜ける国道3号線
(4)キリボ(Kilibo)地域(コトヌから北方向約230km)
(5)バシラ(Bassila)地域(コトヌより北西方向約370km)
(イ)アゴンリン(Agonlin)地域(コトヌから北方向約100km)では,宗教的な問題が発生しています。具体的には,ズ(Zou)県バナメ(Baname)の教会で宗教活動を行っている若い現地女性が,自らを神と名のり信者に教えを説いています。その教えが他宗教を全く受け入れないことから,この新興宗教は地域住民と争いを起こしています。2017年1月には,アボメイ市で布教活動を行っていたバナメの教会の信者とアボメイ市民との衝突により,2名の死者を含む多数の重傷者を出す事案が発生しています。今後も布教活動を通じ,そのほかの都市においても抗争を引き起こすことが懸念されます。
(ウ)クラケ(Kurake)市(東部のナイジェリアとの国境付近の町)では,一般人を誘拐・殺害した後,その臓器の一部を宗教的儀式用に販売していた集団が逃走中に逮捕される事案が発生しています。日本人を対象とした犯罪ではありませんが,国境付近はこのような犯罪者が活動する可能性が高い場所ですので,不要不急の立ち寄りを避けるようにしてください。
これらの地域への渡航にあたっては危険を避けて頂くため特別な注意が必要です。在ベナン日本国大使館,現地関係機関,報道等から最新情報の入手に努め,身の回りの安全に十分注意してください。
3 滞在に当たっての注意
ベナンへの渡航・滞在における一般的な注意事項については,安全対策基礎データ(http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure.asp?id=118 )も併せてご参照ください。
滞在中は,下記の事項に十分留意して行動し,危険を避けるようにしてください。また,渡航に際しては,あらかじめ,日本国外務省,在ベナン日本国大使館,現地関係機関等から最新の情報を入手するよう努めてください。万一,事件・事故等に巻き込まれた場合には,在ベナン日本国大使館に連絡してください。
(1)海外渡航の際には万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。3か月以上滞在する方は,大使館又は総領事館が緊急時の連絡先を確認できるよう,必ず在留届を提出してください。(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet )
3か月未満の旅行や出張などの際には,渡航先の最新安全情報や,緊急時の大使館又は総領事館からの連絡を受け取ることができるよう,外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/ )
(2)外出の際は,身の回りの安全に十分注意し,できるだけ派手な服装は避け,現金は必要な分だけを持ち,人前では大金や携帯電話等の貴重品を見せないようにしてください。また,群衆,集会場所,大統領官邸等の主要な政府機関周辺には可能な限り近寄らないようにしてください。
(3)ベナン全土において,一般市民が犯罪者等に暴行を加えるいわゆる「民衆制裁」が行われることがあります。この民衆制裁は,許可を得ずに写真を撮ろうとしたことなど,ささいな原因で発生することもありますので,現地のマナーを理解するなどトラブル防止のために十分な注意をしてください。
(4)緊急事態の発生による国外退避に備え,パスポートやビザの有効期限,すぐに持ち出せる現金,クレジットカード及び航空券の確認をしてください。なお,緊急時に運航される航空機等においては,正規航空運賃が適用される場合も多々ありますので,現金及びクレジットカードの支払可能額が十分かについても確認してください。
4 なお,隣国のナイジェリア,ニジェール,ブルキナファソ,トーゴについても,それぞれ危険情報が発出されていますので,併せてご留意ください。
☆詳細については,下記の内容をよくお読みください。
引用元:外務省 海外安全ホームページ
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pchazardspecificinfo_2017T051.html
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