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[NEWS]ジョージアの危険情報【一部地域の危険レベル引き下げ】(外務省 海外安全ホームページ)
2017年06月06日
●南オセチア(ツヒンヴァリ地域)及びその周辺地域,アブハジア自治共和国及びその周辺地域
:「レベル4:退避してください。渡航は延期してください。(退避勧告)」(継続)
●ロシアとの国境周辺地域
:「レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」(引き下げ)
●北東部のパンキシ渓谷付近
:「レベル1:十分注意してください。」(継続)
●上記を除く地域(首都トビリシ市を含む)
:「レベル1:十分注意してください。」(継続)
☆詳細については,下記の内容をよくお読みください。
1.概況
2008年,ジョージアからの分離独立を求める南オセチア自治州(当時)において,ジョージアと南オセチアの軍事衝突が発生したことを契機に,ジョージアとロシアの大規模な軍事衝突が発生しました。
この軍事衝突は,ジョージア北西部のもう一つの民族紛争地域アブハジア自治共和国にも飛び火し,アブハジア及びその周辺にも戦火が及んだほか,ロシア軍がトビリシ市近郊を含むジョージア各地の軍事施設に爆撃を行ったため甚大な被害が発生しました。その後,EUの仲介により停戦合意をしたものの,ジョージア政府と南オセチア及びアブハジア「当局」が対峙し続けており,それぞれの行政境界ライン付近では,周辺住民の身柄が拘束される事件が頻発しているほか,戦闘が激しかった地方においては,不発弾等が依然として残っています。
上記以外のロシアとの国境地域は,現在ジョージア政府の管理下にあり,また,ロシアとはコーカサス山脈に隔てられていることもあり,戦闘や住民の身柄の拘束等は確認されていません。しかし,ジョージアとロシアは上記軍事衝突以降国交を断絶したままで,南オセチア,アブハジアの独立承認に関する問題は解決したわけではなく,突然情勢が変化した場合には,国境地帯は非常に危険になりますので,国境地域への渡航は止めてください。
なお,首都トビリシ市,パンキシ渓谷を含む上記以外の地域は,比較的安定していますが,突然情勢が変化することもありえますので,滞在に当たっては最新の情報を常に入手するよう努めてください。
近年,シリア,チュニジアおよびバングラデシュにおいて日本人が殺害されたテロ事件や,パリ,ブリュッセル,イスタンブール,ジャカルタ等でテロ事件が発生しています。このように,世界の様々な地域でイスラム過激派組織によるテロがみられるほか,これらの主張に影響を受けた者による一匹狼(ローンウルフ)型等のテロが発生しており,日本人・日本権益が標的となり,テロを含む様々な事件の被害に遭うおそれもあります。
このような情勢を十分に認識して,誘拐,脅迫,テロ等に遭わないよう,また,巻き込まれることがないよう,海外安全情報及び報道等により最新の治安・テロ情勢等の関連情報の入手に努め,日頃から危機管理意識を持つとともに,状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。
2.地域別情勢
(1)南オセチア(ツヒンヴァリ地域)及びその周辺地域,アブハジア自治共和国及びその周辺地域
:「レベル4:退避してください。渡航は延期してください。(退避勧告)」(継続)
ロシア軍がジョージア各地で戦闘を行った際,上記地域は攻撃の対象となった上に,その一部では地雷やクラスター爆弾が使用されたため,現在でも不発弾等が残っています。また,南オセチア周辺及びアブハジアとの境界地域では,銃撃事案や軍事演習の実施が報告されているほか,境界周辺住民の身柄拘束事案も頻発しています。なお,ジョージア政府は,2008年8月の南オセチアをめぐる紛争直後に,ロシアが南オセチアとアブハジアの独立を一方的に承認したことから,ロシアとの外交関係を断絶しています。ジョージア政府は,ロシアからの両地域への立ち入りは違法とみなし,ジョージア国内法による処罰の対象としています。
上記地域ではジョージア政府が治安を十分に確保できない状況にありますので,同地域に滞在中の方については,安全な場所に退避するとともに,同地域への渡航に関しては,目的の如何を問わず,延期してください。
(2)ロシアとの国境周辺地域
:「レベル3:渡航は止めてください(渡航中止勧告)」(引き下げ)
ジョージアはロシアとの間に未だアブハジア・南オセチア独立問題を抱えていますが,2008年の紛争後8年以上が経過し,2017年現在,情勢は落ち着きを見せています。2012年の政権交代,2013年の大統領交代を経て,ジョージアはロシアとの関係改善を進めており,貿易・経済関係等における一定の進展が見られ,武力衝突の可能性は高くないとの見方が強くなっていますので,危険度を「レベル4:退避勧告」から「レベル3:渡航中止勧告」へ引き下げます。但し,依然として急な情勢変化の可能性は排除されないため,同地域への渡航は目的の如何を問わず止めてください。
(3)北東部のパンキシ渓谷付近
:「レベル1:十分注意してください。」(継続)
ジョージア北東部にあるパンキシ渓谷付近の地域については,90年代から続いていたチェチェン紛争の影響により,チェチェンから多数の難民が流入して情勢が不安定な時期がありましたが,ジョージア政府が,同地の治安確保に係る総合的な対策を立案し,テロ掃討作戦を徹底的に実施したことにより,治安の回復が認められます。ただし,情勢の如何によっては不測の事態が発生する恐れも排除されませんので,渡航・滞在される場合には,最新の情報の入手に努めるなど十分に注意してください。
(4)上記を除く地域(首都トビリシ市を含む)
:「レベル1:十分注意してください。」(継続)
ロシアとの停戦から8年以上が経過し,情勢は安定していますが,ジョージアでは,銃器やナイフ等の凶器を使用した強盗事件等が報告されていますので,滞在中は,十分に注意してください。
3.滞在に当たっての注意
(1)海外渡航の際には万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。
3か月以上滞在する方は,在ジョージア日本大使館が緊急時の連絡先を確認できるよう,必ず在留届を提出してください。(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet )
3か月未満の旅行や出張などの際には,渡航先の最新安全情報や,緊急時の在ジョージア日本国大使館からの連絡を受け取ることができるよう,外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg )
(2)住居は,居住地域の治安,建物の構造等に留意して選定するとともに,窓,扉,施錠等に十分な防犯措置を施すようお勧めします。
(3)日常生活では,身の周りの安全に十分注意してください。また,犯罪に巻き込まれることのないよう,可能な限り夜間の外出は控えてください。
(4)不測の事態が起きた場合には,自宅,職場,ホテル等の安全な場所で,事態が沈静化するまで待機してください。また,不測の事態に備えて,食料,飲料水を備蓄するとともに,パスポート,貴重品及び衣類等をいつでも持ち出せるように準備し,退避手段についても常時確認しておいてください。不測の事態が発生した場合は,在ジョージア日本国大使館に連絡してください。
(5)正確な情報を入手するように努め,根拠のない噂に惑わされて動揺することのないようにしてください。
4.なお,隣国のロシア,アルメニア,アゼルバイジャン,トルコには,各々「危険情報」が発出されていますので御留意ください。
☆詳細については,下記の内容をよくお読みください。
引用元:外務省 海外安全ホームページ
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pchazardspecificinfo_2017T046.html
:「レベル4:退避してください。渡航は延期してください。(退避勧告)」(継続)
●ロシアとの国境周辺地域
:「レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」(引き下げ)
●北東部のパンキシ渓谷付近
:「レベル1:十分注意してください。」(継続)
●上記を除く地域(首都トビリシ市を含む)
:「レベル1:十分注意してください。」(継続)
☆詳細については,下記の内容をよくお読みください。
1.概況
2008年,ジョージアからの分離独立を求める南オセチア自治州(当時)において,ジョージアと南オセチアの軍事衝突が発生したことを契機に,ジョージアとロシアの大規模な軍事衝突が発生しました。
この軍事衝突は,ジョージア北西部のもう一つの民族紛争地域アブハジア自治共和国にも飛び火し,アブハジア及びその周辺にも戦火が及んだほか,ロシア軍がトビリシ市近郊を含むジョージア各地の軍事施設に爆撃を行ったため甚大な被害が発生しました。その後,EUの仲介により停戦合意をしたものの,ジョージア政府と南オセチア及びアブハジア「当局」が対峙し続けており,それぞれの行政境界ライン付近では,周辺住民の身柄が拘束される事件が頻発しているほか,戦闘が激しかった地方においては,不発弾等が依然として残っています。
上記以外のロシアとの国境地域は,現在ジョージア政府の管理下にあり,また,ロシアとはコーカサス山脈に隔てられていることもあり,戦闘や住民の身柄の拘束等は確認されていません。しかし,ジョージアとロシアは上記軍事衝突以降国交を断絶したままで,南オセチア,アブハジアの独立承認に関する問題は解決したわけではなく,突然情勢が変化した場合には,国境地帯は非常に危険になりますので,国境地域への渡航は止めてください。
なお,首都トビリシ市,パンキシ渓谷を含む上記以外の地域は,比較的安定していますが,突然情勢が変化することもありえますので,滞在に当たっては最新の情報を常に入手するよう努めてください。
近年,シリア,チュニジアおよびバングラデシュにおいて日本人が殺害されたテロ事件や,パリ,ブリュッセル,イスタンブール,ジャカルタ等でテロ事件が発生しています。このように,世界の様々な地域でイスラム過激派組織によるテロがみられるほか,これらの主張に影響を受けた者による一匹狼(ローンウルフ)型等のテロが発生しており,日本人・日本権益が標的となり,テロを含む様々な事件の被害に遭うおそれもあります。
このような情勢を十分に認識して,誘拐,脅迫,テロ等に遭わないよう,また,巻き込まれることがないよう,海外安全情報及び報道等により最新の治安・テロ情勢等の関連情報の入手に努め,日頃から危機管理意識を持つとともに,状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。
2.地域別情勢
(1)南オセチア(ツヒンヴァリ地域)及びその周辺地域,アブハジア自治共和国及びその周辺地域
:「レベル4:退避してください。渡航は延期してください。(退避勧告)」(継続)
ロシア軍がジョージア各地で戦闘を行った際,上記地域は攻撃の対象となった上に,その一部では地雷やクラスター爆弾が使用されたため,現在でも不発弾等が残っています。また,南オセチア周辺及びアブハジアとの境界地域では,銃撃事案や軍事演習の実施が報告されているほか,境界周辺住民の身柄拘束事案も頻発しています。なお,ジョージア政府は,2008年8月の南オセチアをめぐる紛争直後に,ロシアが南オセチアとアブハジアの独立を一方的に承認したことから,ロシアとの外交関係を断絶しています。ジョージア政府は,ロシアからの両地域への立ち入りは違法とみなし,ジョージア国内法による処罰の対象としています。
上記地域ではジョージア政府が治安を十分に確保できない状況にありますので,同地域に滞在中の方については,安全な場所に退避するとともに,同地域への渡航に関しては,目的の如何を問わず,延期してください。
(2)ロシアとの国境周辺地域
:「レベル3:渡航は止めてください(渡航中止勧告)」(引き下げ)
ジョージアはロシアとの間に未だアブハジア・南オセチア独立問題を抱えていますが,2008年の紛争後8年以上が経過し,2017年現在,情勢は落ち着きを見せています。2012年の政権交代,2013年の大統領交代を経て,ジョージアはロシアとの関係改善を進めており,貿易・経済関係等における一定の進展が見られ,武力衝突の可能性は高くないとの見方が強くなっていますので,危険度を「レベル4:退避勧告」から「レベル3:渡航中止勧告」へ引き下げます。但し,依然として急な情勢変化の可能性は排除されないため,同地域への渡航は目的の如何を問わず止めてください。
(3)北東部のパンキシ渓谷付近
:「レベル1:十分注意してください。」(継続)
ジョージア北東部にあるパンキシ渓谷付近の地域については,90年代から続いていたチェチェン紛争の影響により,チェチェンから多数の難民が流入して情勢が不安定な時期がありましたが,ジョージア政府が,同地の治安確保に係る総合的な対策を立案し,テロ掃討作戦を徹底的に実施したことにより,治安の回復が認められます。ただし,情勢の如何によっては不測の事態が発生する恐れも排除されませんので,渡航・滞在される場合には,最新の情報の入手に努めるなど十分に注意してください。
(4)上記を除く地域(首都トビリシ市を含む)
:「レベル1:十分注意してください。」(継続)
ロシアとの停戦から8年以上が経過し,情勢は安定していますが,ジョージアでは,銃器やナイフ等の凶器を使用した強盗事件等が報告されていますので,滞在中は,十分に注意してください。
3.滞在に当たっての注意
(1)海外渡航の際には万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。
3か月以上滞在する方は,在ジョージア日本大使館が緊急時の連絡先を確認できるよう,必ず在留届を提出してください。(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet )
3か月未満の旅行や出張などの際には,渡航先の最新安全情報や,緊急時の在ジョージア日本国大使館からの連絡を受け取ることができるよう,外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg )
(2)住居は,居住地域の治安,建物の構造等に留意して選定するとともに,窓,扉,施錠等に十分な防犯措置を施すようお勧めします。
(3)日常生活では,身の周りの安全に十分注意してください。また,犯罪に巻き込まれることのないよう,可能な限り夜間の外出は控えてください。
(4)不測の事態が起きた場合には,自宅,職場,ホテル等の安全な場所で,事態が沈静化するまで待機してください。また,不測の事態に備えて,食料,飲料水を備蓄するとともに,パスポート,貴重品及び衣類等をいつでも持ち出せるように準備し,退避手段についても常時確認しておいてください。不測の事態が発生した場合は,在ジョージア日本国大使館に連絡してください。
(5)正確な情報を入手するように努め,根拠のない噂に惑わされて動揺することのないようにしてください。
4.なお,隣国のロシア,アルメニア,アゼルバイジャン,トルコには,各々「危険情報」が発出されていますので御留意ください。
☆詳細については,下記の内容をよくお読みください。
引用元:外務省 海外安全ホームページ
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pchazardspecificinfo_2017T046.html
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