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[NEWS]ボリビアの危険情報【危険レベル継続】(外務省 海外安全ホームページ)
2017年05月11日
●ラパス市,エルアルト市,コパカバーナ市,サンタクルス市,ポトシ市及びベニ県:「レベル1:十分注意してください。」(継続)
【ポイント】デモや道路封鎖等により陸路での移動が困難になることがありますので,時間に余裕をもって行動してください。
☆詳細については,下記の内容をよくお読みください。
1. 概況
(1)ボリビアでは,偽警官による盗難や首絞め強盗等が,観光地を中心に発生しており注意が必要です。また,頻繁にデモや道路封鎖等の抗議行動が発生しており,しばしば放火や暴動等に発展し,陸路での移動が困難になる場合がありますので,時間に余裕をもって行動してください。
(2)サンタクルス県及びベニ県は,ブラジルとの国境地帯において麻薬密輸犯罪が多発しており,外国人旅行者が麻薬密輸関連の犯罪に巻き込まれるおそれがあることから,十分な注意が必要です。
(3)ラパス市(南部地区を含む),サンタクルス市等の主要都市及びその周辺地域では,窃盗,空き巣,置き引き,スリといった犯罪の発生件数が増加しているほか,最近では銃器を使用した強盗殺人事件が発生しているため,防犯対策を怠らないようにしてください。また,自動車強盗(停車中あるいは走行中に突然前方を塞がれ,けん銃等で武装した強盗に襲われる)が多発しているため,注意してください。
(4)これまでに,ボリビアにおいて日本人・日本権益を直接標的としたテロ事件は確認されていませんが,近年,シリア,チュニジア及びバングラデシュにおいて日本人が殺害されたテロ事件や,パリ,ブリュッセル,イスタンブール,ジャカルタ等でテロ事件が発生しています。このように,世界の様々な地域でイスラム過激派組織によるテロがみられるほか,これらの主張に影響を受けた者による一匹狼(ローンウルフ)型等のテロが発生しており,日本人・日本権益が標的となり,テロを含む様々な事件の被害に遭うおそれもあります。このような情勢を十分に認識して,誘拐,脅迫,テロ等に遭わないよう,また,巻き込まれることがないよう,海外安全情報及び報道等により最新の治安・テロ情勢等の関連情報の入手に努め,日頃から危機管理意識を持つとともに,状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。
2.地域別情勢
ラパス市,エルアルト市,コパカバーナ市,サンタクルス市,ポトシ市及びベニ県
:「レベル1:十分注意してください。」(継続)
(1)ラパス市
ア 日本人を含む外国人旅行者を標的とした犯罪が依然として多発しており,特に犯罪が増加する早朝及び夜間の外出には注意が必要です。また,市内でデモや集会等の示威行動が度々行われています。2016年8月には,鉱山協同組合がラパス県とコチャバンバ県を結ぶ県道の封鎖を行い,同組合員との対話に向かった当時の内務次官が,途中で同組合員に拉致,殺害されたほか,2017年2月には,ラパス県コカ生産組合員が反政府デモを実施し,ラパス市内の警察派出所を襲撃し,車輌を破壊する等しました。ラパス市への渡航・滞在を予定している方及び既に滞在中の方は,新聞,テレビ,在ボリビア日本国大使館及び在サンタクルス領事事務所等を通じて最新の治安情報(道路の封鎖状況,デモの状況等)の入手に努め,不測の事態に巻き込まれないよう十分注意してください。
イ ラパス市内の各バス発着所付近,観光客の多いサンフランシスコ教会及びサガルナガ通り,ムリージョ広場周辺,エストゥディアンテ広場周辺,イサベラ・ラ・カトリカ広場周辺等で,偽警官及び置き引きによる被害が多発していますので,注意してください。特に,サンフランシスコ教会及びムリージョ広場に面する大聖堂において,日本人観光客を標的として,女性が写真撮影などの依頼を行った後に偽警官が現れ,現金や貴重品を奪う事件が発生しています。
ウ ティワナク遺跡,チチカカ湖,ソラタ行きのミニバスが発着するラパス市内のセメンテリオ地区では,日本人旅行者を含む外国人旅行者がたびたび置き引き等の被害に遭っており,またタクシーによる「短時間誘拐」(被害者を一時的に拘束し,ATM(現金自動預払機)等で現金を引き出させた上で解放する「特急誘拐」もあり。)も発生しています。同地での単独行動は避け,夕方以降は同地区へは立ち入らないようにしてください。
(2)エルアルト市
ラパス市に隣接し,国際空港のあるエルアルト市は,貧困層も多く,昼夜を問わず犯罪が多発しています。チョリータ・プロレス観戦や市場散策等を目的に同市を訪問した日本人が首絞め強盗やスリの被害に遭っています。
また,デモや道路封鎖が頻発しており,2016年2月には,デモ隊によるエルアルト市役所襲撃事件が発生し,6名が死亡,約20名が負傷しました。
こうしたことから,国際空港を除いて同市への渡航は十分注意してください。
(3)コパカバーナ市
観光名所であるチチカカ湖畔のコパカバーナ市においても首絞め強盗や偽警官等による窃盗の被害が報告されています。また,定員10人程度のミニバス,又はタクシーを使って客引きをし,乗客を誘拐・監禁して現金や貴重品を奪った上,キャッシュカードやクレジットカードの暗証番号を教えるよう脅すといった「待ち伏せ誘拐」も発生しています。同市を訪れる際は,個人旅行よりも大型バスで移動するツアーに参加することをお勧めします。
(4)サンタクルス市
ア 反政府派市民団体によるデモや集会が頻繁に行われており,場合によっては暴徒化することがありますので,決して近づかないでください。
イ サンタクルス市においては,麻薬や武器密輸に従事する国際犯罪組織が活動しているとの見方があります。(注:麻薬は,主としてペルーやコチャバンバ近郊から運ばれ,サンタクルス経由で欧州,ブラジル等へ密輸されるのが一般的と言われている)。これら麻薬密輸組織等の犯罪に一般人が巻き込まれるケースは少ないものの,同組織間の抗争に巻き込まれないよう注意してください。
ウ 置き引き,スリ,強奪を含む一般犯罪が多発しており,銃器を使用した強盗事件に日本人が巻き込まれた例もあります。タクシーを利用する場合はいわゆる流しのものではなく,無線配車のタクシー等を利用することをお勧めします。サンタクルス市に渡航・滞在を予定している方は,事前に現地の治安情報を収集し,不測の事態に巻き込まれないよう十分注意してください。
(5)ポトシ市
2014年3月に,ポトシ市とコチャバンバ市間の道路封鎖を行っていた鉱山労働者と,道路封鎖を解除しようとした警官隊が衝突し62名の死傷者が発生しました。2015年7月から8月にかけては,同市において,市民団体がボリビア政府に対し大型公共投資等の26項目の要求を掲げ,同市市街地における道路封鎖等の抗議行動が行われました。政府と市民団体が交渉した結果,1か月近く続いた道路封鎖は解除されましたが,依然として市民団体が要求している問題は解決に至っていないことから,今後もストライキや道路封鎖等が発生する可能性があるので十分注意してください。
(6)ベニ県
ベニ県はブラジルと国境を接していることから,密輸や犯罪が多発しており,渡航の際には十分注意が必要です。
☆詳細については,下記の内容をよくお読みください。
引用元:外務省 海外安全ホームページ
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pchazardspecificinfo_2017T038.html
【ポイント】デモや道路封鎖等により陸路での移動が困難になることがありますので,時間に余裕をもって行動してください。
☆詳細については,下記の内容をよくお読みください。
1. 概況
(1)ボリビアでは,偽警官による盗難や首絞め強盗等が,観光地を中心に発生しており注意が必要です。また,頻繁にデモや道路封鎖等の抗議行動が発生しており,しばしば放火や暴動等に発展し,陸路での移動が困難になる場合がありますので,時間に余裕をもって行動してください。
(2)サンタクルス県及びベニ県は,ブラジルとの国境地帯において麻薬密輸犯罪が多発しており,外国人旅行者が麻薬密輸関連の犯罪に巻き込まれるおそれがあることから,十分な注意が必要です。
(3)ラパス市(南部地区を含む),サンタクルス市等の主要都市及びその周辺地域では,窃盗,空き巣,置き引き,スリといった犯罪の発生件数が増加しているほか,最近では銃器を使用した強盗殺人事件が発生しているため,防犯対策を怠らないようにしてください。また,自動車強盗(停車中あるいは走行中に突然前方を塞がれ,けん銃等で武装した強盗に襲われる)が多発しているため,注意してください。
(4)これまでに,ボリビアにおいて日本人・日本権益を直接標的としたテロ事件は確認されていませんが,近年,シリア,チュニジア及びバングラデシュにおいて日本人が殺害されたテロ事件や,パリ,ブリュッセル,イスタンブール,ジャカルタ等でテロ事件が発生しています。このように,世界の様々な地域でイスラム過激派組織によるテロがみられるほか,これらの主張に影響を受けた者による一匹狼(ローンウルフ)型等のテロが発生しており,日本人・日本権益が標的となり,テロを含む様々な事件の被害に遭うおそれもあります。このような情勢を十分に認識して,誘拐,脅迫,テロ等に遭わないよう,また,巻き込まれることがないよう,海外安全情報及び報道等により最新の治安・テロ情勢等の関連情報の入手に努め,日頃から危機管理意識を持つとともに,状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。
2.地域別情勢
ラパス市,エルアルト市,コパカバーナ市,サンタクルス市,ポトシ市及びベニ県
:「レベル1:十分注意してください。」(継続)
(1)ラパス市
ア 日本人を含む外国人旅行者を標的とした犯罪が依然として多発しており,特に犯罪が増加する早朝及び夜間の外出には注意が必要です。また,市内でデモや集会等の示威行動が度々行われています。2016年8月には,鉱山協同組合がラパス県とコチャバンバ県を結ぶ県道の封鎖を行い,同組合員との対話に向かった当時の内務次官が,途中で同組合員に拉致,殺害されたほか,2017年2月には,ラパス県コカ生産組合員が反政府デモを実施し,ラパス市内の警察派出所を襲撃し,車輌を破壊する等しました。ラパス市への渡航・滞在を予定している方及び既に滞在中の方は,新聞,テレビ,在ボリビア日本国大使館及び在サンタクルス領事事務所等を通じて最新の治安情報(道路の封鎖状況,デモの状況等)の入手に努め,不測の事態に巻き込まれないよう十分注意してください。
イ ラパス市内の各バス発着所付近,観光客の多いサンフランシスコ教会及びサガルナガ通り,ムリージョ広場周辺,エストゥディアンテ広場周辺,イサベラ・ラ・カトリカ広場周辺等で,偽警官及び置き引きによる被害が多発していますので,注意してください。特に,サンフランシスコ教会及びムリージョ広場に面する大聖堂において,日本人観光客を標的として,女性が写真撮影などの依頼を行った後に偽警官が現れ,現金や貴重品を奪う事件が発生しています。
ウ ティワナク遺跡,チチカカ湖,ソラタ行きのミニバスが発着するラパス市内のセメンテリオ地区では,日本人旅行者を含む外国人旅行者がたびたび置き引き等の被害に遭っており,またタクシーによる「短時間誘拐」(被害者を一時的に拘束し,ATM(現金自動預払機)等で現金を引き出させた上で解放する「特急誘拐」もあり。)も発生しています。同地での単独行動は避け,夕方以降は同地区へは立ち入らないようにしてください。
(2)エルアルト市
ラパス市に隣接し,国際空港のあるエルアルト市は,貧困層も多く,昼夜を問わず犯罪が多発しています。チョリータ・プロレス観戦や市場散策等を目的に同市を訪問した日本人が首絞め強盗やスリの被害に遭っています。
また,デモや道路封鎖が頻発しており,2016年2月には,デモ隊によるエルアルト市役所襲撃事件が発生し,6名が死亡,約20名が負傷しました。
こうしたことから,国際空港を除いて同市への渡航は十分注意してください。
(3)コパカバーナ市
観光名所であるチチカカ湖畔のコパカバーナ市においても首絞め強盗や偽警官等による窃盗の被害が報告されています。また,定員10人程度のミニバス,又はタクシーを使って客引きをし,乗客を誘拐・監禁して現金や貴重品を奪った上,キャッシュカードやクレジットカードの暗証番号を教えるよう脅すといった「待ち伏せ誘拐」も発生しています。同市を訪れる際は,個人旅行よりも大型バスで移動するツアーに参加することをお勧めします。
(4)サンタクルス市
ア 反政府派市民団体によるデモや集会が頻繁に行われており,場合によっては暴徒化することがありますので,決して近づかないでください。
イ サンタクルス市においては,麻薬や武器密輸に従事する国際犯罪組織が活動しているとの見方があります。(注:麻薬は,主としてペルーやコチャバンバ近郊から運ばれ,サンタクルス経由で欧州,ブラジル等へ密輸されるのが一般的と言われている)。これら麻薬密輸組織等の犯罪に一般人が巻き込まれるケースは少ないものの,同組織間の抗争に巻き込まれないよう注意してください。
ウ 置き引き,スリ,強奪を含む一般犯罪が多発しており,銃器を使用した強盗事件に日本人が巻き込まれた例もあります。タクシーを利用する場合はいわゆる流しのものではなく,無線配車のタクシー等を利用することをお勧めします。サンタクルス市に渡航・滞在を予定している方は,事前に現地の治安情報を収集し,不測の事態に巻き込まれないよう十分注意してください。
(5)ポトシ市
2014年3月に,ポトシ市とコチャバンバ市間の道路封鎖を行っていた鉱山労働者と,道路封鎖を解除しようとした警官隊が衝突し62名の死傷者が発生しました。2015年7月から8月にかけては,同市において,市民団体がボリビア政府に対し大型公共投資等の26項目の要求を掲げ,同市市街地における道路封鎖等の抗議行動が行われました。政府と市民団体が交渉した結果,1か月近く続いた道路封鎖は解除されましたが,依然として市民団体が要求している問題は解決に至っていないことから,今後もストライキや道路封鎖等が発生する可能性があるので十分注意してください。
(6)ベニ県
ベニ県はブラジルと国境を接していることから,密輸や犯罪が多発しており,渡航の際には十分注意が必要です。
☆詳細については,下記の内容をよくお読みください。
引用元:外務省 海外安全ホームページ
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pchazardspecificinfo_2017T038.html
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