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[NEWS]アフガニスタン:治安情勢(外務省 海外安全ホームページ)
2017年05月08日
【安全のために】
●危険情報「レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)」を全土に対して発出しています。目的の如何を問わず,渡航は止めて下さい。
●この情報を知らずに既にアフガニスタンに入国されている方は,国外の安全な地域へ直ちに退避してください。退避までの期間の緊急連絡先(氏名,連絡先,滞在日程)を在アフガニスタン日本国大使館又は外務省邦人テロ対策室まで至急連絡してください。
在アフガニスタン日本国大使館:((93) 799-689-861,(93) 793-915-658)
外務省邦人テロ対策室: (代表)03-3580-3311(内線)3047
【主要トピック】
● タリバーンが春季攻勢の開始を宣言したことを受け,治安情勢が更に悪化する可能性があります。タリバーン等の反政府武装勢力による攻撃で,一般の市民や外国人も巻き込まれる事件が相次いでいます。(更新)
● 国内各地でロケット弾が着弾しています。(継続)
● 外国人が誘拐されるリスクが高い状態にあります。(継続)
● 地方の治安情勢は極めて不安定で,攻撃の標的にならずとも被害に巻き込まれる危険性が大いにあります。(継続)
☆詳細については,下記の内容をよくお読み下さい。
1 最近のアフガニスタンにおける治安情勢
(1)タリバーンによる春季攻勢の開始の宣言
4月28日,タリバーンは春季攻勢の開始を宣言する声明を発出しました。同声明によれば,攻撃の焦点は外国軍,外国の軍事・情報機関施設であり,かつ外国軍に雇われた組織を排除するとしており,通常の攻撃の他,ゲリラ戦,自爆攻撃,攻撃対象内部に潜り込んでの攻撃,即席爆発装置(IED)の使用という手法を用いるとしています。毎年,タリバーンは同様の声明を発出し,テロ・襲撃等の活動を活発化しており,本年も,治安情勢が更に悪化する可能性があります。
(参考スポット情報:http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcspotinfo_2017C092.html )
(2)タリバーン等の反政府武装勢力による攻撃
アフガニスタンでは,主要な反政府武装勢力であるタリバーンや「ISILホラサーン州」を称する勢力等が,各地で攻撃を繰り返しており,厳しい治安情勢が続いています。治安当局による警備・警戒が特に強化されている首都カブール市内でも,IEDの爆発,銃撃,自爆攻撃等の事件が多発しています。政府関係者,議員,軍・治安当局,駐留外国軍,各国の大使館・総領事館等が主な攻撃対象となっているほか,一般の市民や外国人も巻き込まれる事件が相次いでいます。
(3)ロケット弾の着弾
2016年にカブール中心部ではロケット弾が着弾する事件が少なくとも4件発生し,同市以外の地域や未確認のものを含めると相当数の着弾があると推測されます。本年3月,カブール市内の米国大使館に着弾した事件が発生しました。ロケット弾は,一度に複数着弾するケースが多く,更に,標的から外れて着弾することもあり,巻き込まれて被害を受けるリスクが高いのが実態です。
(4)外国人を狙った誘拐
アフガニスタン警察当局は,外国人が所属するNGO事務所等に対して,誘拐の防止に向け,事務所や住居への監視カメラや警備員を配置する,移動の経路や時間帯を頻繁に変更する,身辺警護員を同行させる,及び可能な限り防弾車を利用する等の勧告を行っています。
アフガニスタンでは,外国人が誘拐されるリスクは高く,2016年にはNGO職員や大学教授等がいずれも車で移動中に誘拐される事件が発生しました(同乗していたアフガニスタン人はいずれも拘束されていません。)。2016年12月には,北部のクンドゥーズ県を移動中の赤十字国際委員会のスペイン人職員が武装した者に誘拐される事案が発生しています。
(5)地方の不安定な治安情勢
アフガニスタン国内各地では,治安部隊(国軍・警察)がタリバーン等に対する掃討作戦を展開し,激しい戦闘が繰り広げられています。一部では,政府の統制が及ばない地域が拡大する傾向にあると言われています。米アフガニスタン復興特別査察官(SIGAR)の報告書によれば,アフガニスタン政府の支配あるいは影響が及んでいるのは国内407の郡のうち233郡とされており,中部のウルズガン県,南部のヘルマンド県やカンダハール県当が反政府武装勢力の影響が強い地域の例として挙げられています。また,東部のナンガルハール県等で活動する「ISILホラサーン州」を称する勢力に対しても,治安部隊による掃討作戦が展開されており,4月13日には,アフガニスタン駐留米軍は,同県の山中の「ISILホラサーン州」の拠点に対して,大規模爆風爆弾(MOAB)を用いる空爆を行いました。
2016年は,南部のラシュカルガー市や北部のクンドゥーズ市といった地方都市にタリバーンが攻勢をかけ,都市の支配をめぐって市街地でも戦闘が行われました。反政府武装勢力に対し,アフガニスタン軍や米軍による空爆も行われています。地方においても,攻撃の標的とならずとも被害に巻き込まれる危険性が大いにあります。
(参考URL:https://www.sigar.mil/pdf/quarterlyreports/2017-01-30qr.pdf )
2 2017年4月3日~4月30日に発生した主なテロ・誘拐事件抜粋(以下いずれも現地時間)
(1) カブール市
● 4月11日,移動中の軍関係者が襲撃され,1名が死亡。
● 4月12日,政府職員を乗せた車両が自爆攻撃に遭い,5名以上が死亡,10名以上が負傷。(ISILホラサーン州が犯行声明発出)
(2)カブール市以外
● 4月8日,バルフ県中部において,地雷が爆発し,9名が死亡,5名以上が負傷。
● 4月14日,ヘルマンド県ラシュカルガー市近郊において,IEDが爆発し,11名以上が死亡,1名以上が負傷。
● 4月15日,ナンガルハール県東部において,路上に設置されたIEDが爆発し,4名が負傷。
● 4月16日,サリプル県北西部において,反政府武装勢力により3名の女性と1名の子供が射殺。
● 4月17日,クンドゥーズ県北部において,車両移動中の軍関係者が襲撃され,1名以上が死亡。
● 4月20日,バダフシャーン県中央部において,道路脇に仕掛けられた爆弾が爆発し,5名が死亡。
● 4月21日,バルフ県マザリシャリフ市郊外において,軍基地が襲撃され,138名以上が死亡,60名以上が負傷。(タリバーンが犯行声明発出)
● 4月24日,ホースト県ホースト市郊外の米軍基地の検問所において,自爆攻撃が発生し,4名以上が死亡,6名が負傷。(タリバーンが犯行声明発出)
● 4月24日,タハール県北部において,軍の検問所が襲撃され,8名以上が死亡,3名が負傷した。(タリバーンが犯行声明発出)
【参考データ】
1 カブール市内における外国人の死傷者が生じた事件抜粋(2016年以降)
※新しい事案から順に記載
・2016年10月19日,軍事基地内で,アフガニスタン軍の格好をした者が銃を発砲し,米国人2名が死亡,米国人3名が負傷。タリバーンが犯行声明発出。
・2016年6月20日,警備会社に勤務するネパール人及びインド人を乗せたバスに対する自爆テロが発生し,15名が死亡,20名以上が負傷。タリバーンとISILが犯行声明を発出。
・2016年4月19日,市内中心部にあるアフガニスタン治安機関の施設付近で,車両を用いた自爆テロが発生した後,治安部隊と武装集団との間で銃撃戦となり,少なくとも64人が死亡,347人が負傷。タリバーンが犯行声明を発出。
・2016年2月27日,市内中心部にある国防省付近で自爆テロが発生し,少なくとも15人が死亡,31人が負傷。タリバーンが犯行声明を発出。
・2016年2月1日,市内南西部にある警察庁舎付近で自爆テロが発生し,少なくとも20人が死亡,29人が負傷。タリバーンが犯行声明を発出。
・2016年1月20日,市内南西部で,報道機関関係者が乗車した車両を標的とした自爆テロ事件が発生し,少なくとも7人が死亡,27人が負傷。タリバーンが犯行声明を発出。
・2016年1月17日,市内中心部にあるイタリア大使館の敷地内にロケット弾1発が着弾し,少なくとも2人が負傷(同館員の負傷者はなし)。タリバーンが犯行声明を発出。
・2016年1月4日,カブール国際空港付近で外国軍の車両及び施設を標的とした二度の自爆テロ事件が発生し,少なくとも1人が死亡,22人が負傷。タリバーンが犯行声明を発出。
・2016年1月1日,市内北西部にある仏レストランの前で自爆テロが発生し,少なくとも1人が死亡,15人が負傷。タリバーンが犯行声明を発出。
2 アフガニスタン全土における外国人誘拐(2015年以降)
※新しい事案から順に記載
・2016年12月21日,ヘラート県において,イラン人トラック運転手が武装した者によって誘拐(後日解放)。
・2016年12月19日,クンドゥーズ県において,車両移動中の赤十字国際委員会(ICRC)のスペイン人職員が誘拐(後日解放)。
・2016年11月,ヘラート県ヘラート市において,イラン人トラック運転手が武装した者によって誘拐。
・2016年11月,カブール市内で,NGOに勤務するオーストラリア人職員が,拳銃を所持した者により誘拐。(後日解放)
・2016年8月,カブール市内で,アフガニスタン・アメリカン大学の米国人とオーストラリア人の教授2名が武装集団によって誘拐。
・2016年6月,カブール市で,教育・医療支援を行う国際NGOに勤務するインド人職員が拳銃を所持した者によって誘拐(後日解放)。
・2016年4月,ナンガルハール県ジャララバード市で,オーストラリア人の援助機関職員が武装集団によって誘拐(後日解放)。
・2016年3月,バングラデシュ国籍のNGO職員2人が,クンドゥーズ県からバグラーン県への移動中,武装集団によって誘拐。
・2016年3月,カブール市内で,建設会社に勤めるトルコ人が誘拐。
・2015年8月,カブール市内で,ドイツ人援助関係者が武装集団によって誘拐(後日解放)。
・2015年6月,カブール市内で,オランダ人援助関係者が何者かによって誘拐(後日解放)。
・2015年6月,西部ヘラート県で,イラン人運転手が何者かによって誘拐(後日解放)。
・2015年4月,北東部クンドゥーズ県で,ドイツ人援助関係者が何者かによって誘拐(後日解放)。
☆詳細については,下記の内容をよくお読みください。
引用元:外務省 海外安全ホームページ
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcspotinfo_2017C094.html
●危険情報「レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)」を全土に対して発出しています。目的の如何を問わず,渡航は止めて下さい。
●この情報を知らずに既にアフガニスタンに入国されている方は,国外の安全な地域へ直ちに退避してください。退避までの期間の緊急連絡先(氏名,連絡先,滞在日程)を在アフガニスタン日本国大使館又は外務省邦人テロ対策室まで至急連絡してください。
在アフガニスタン日本国大使館:((93) 799-689-861,(93) 793-915-658)
外務省邦人テロ対策室: (代表)03-3580-3311(内線)3047
【主要トピック】
● タリバーンが春季攻勢の開始を宣言したことを受け,治安情勢が更に悪化する可能性があります。タリバーン等の反政府武装勢力による攻撃で,一般の市民や外国人も巻き込まれる事件が相次いでいます。(更新)
● 国内各地でロケット弾が着弾しています。(継続)
● 外国人が誘拐されるリスクが高い状態にあります。(継続)
● 地方の治安情勢は極めて不安定で,攻撃の標的にならずとも被害に巻き込まれる危険性が大いにあります。(継続)
☆詳細については,下記の内容をよくお読み下さい。
1 最近のアフガニスタンにおける治安情勢
(1)タリバーンによる春季攻勢の開始の宣言
4月28日,タリバーンは春季攻勢の開始を宣言する声明を発出しました。同声明によれば,攻撃の焦点は外国軍,外国の軍事・情報機関施設であり,かつ外国軍に雇われた組織を排除するとしており,通常の攻撃の他,ゲリラ戦,自爆攻撃,攻撃対象内部に潜り込んでの攻撃,即席爆発装置(IED)の使用という手法を用いるとしています。毎年,タリバーンは同様の声明を発出し,テロ・襲撃等の活動を活発化しており,本年も,治安情勢が更に悪化する可能性があります。
(参考スポット情報:http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcspotinfo_2017C092.html )
(2)タリバーン等の反政府武装勢力による攻撃
アフガニスタンでは,主要な反政府武装勢力であるタリバーンや「ISILホラサーン州」を称する勢力等が,各地で攻撃を繰り返しており,厳しい治安情勢が続いています。治安当局による警備・警戒が特に強化されている首都カブール市内でも,IEDの爆発,銃撃,自爆攻撃等の事件が多発しています。政府関係者,議員,軍・治安当局,駐留外国軍,各国の大使館・総領事館等が主な攻撃対象となっているほか,一般の市民や外国人も巻き込まれる事件が相次いでいます。
(3)ロケット弾の着弾
2016年にカブール中心部ではロケット弾が着弾する事件が少なくとも4件発生し,同市以外の地域や未確認のものを含めると相当数の着弾があると推測されます。本年3月,カブール市内の米国大使館に着弾した事件が発生しました。ロケット弾は,一度に複数着弾するケースが多く,更に,標的から外れて着弾することもあり,巻き込まれて被害を受けるリスクが高いのが実態です。
(4)外国人を狙った誘拐
アフガニスタン警察当局は,外国人が所属するNGO事務所等に対して,誘拐の防止に向け,事務所や住居への監視カメラや警備員を配置する,移動の経路や時間帯を頻繁に変更する,身辺警護員を同行させる,及び可能な限り防弾車を利用する等の勧告を行っています。
アフガニスタンでは,外国人が誘拐されるリスクは高く,2016年にはNGO職員や大学教授等がいずれも車で移動中に誘拐される事件が発生しました(同乗していたアフガニスタン人はいずれも拘束されていません。)。2016年12月には,北部のクンドゥーズ県を移動中の赤十字国際委員会のスペイン人職員が武装した者に誘拐される事案が発生しています。
(5)地方の不安定な治安情勢
アフガニスタン国内各地では,治安部隊(国軍・警察)がタリバーン等に対する掃討作戦を展開し,激しい戦闘が繰り広げられています。一部では,政府の統制が及ばない地域が拡大する傾向にあると言われています。米アフガニスタン復興特別査察官(SIGAR)の報告書によれば,アフガニスタン政府の支配あるいは影響が及んでいるのは国内407の郡のうち233郡とされており,中部のウルズガン県,南部のヘルマンド県やカンダハール県当が反政府武装勢力の影響が強い地域の例として挙げられています。また,東部のナンガルハール県等で活動する「ISILホラサーン州」を称する勢力に対しても,治安部隊による掃討作戦が展開されており,4月13日には,アフガニスタン駐留米軍は,同県の山中の「ISILホラサーン州」の拠点に対して,大規模爆風爆弾(MOAB)を用いる空爆を行いました。
2016年は,南部のラシュカルガー市や北部のクンドゥーズ市といった地方都市にタリバーンが攻勢をかけ,都市の支配をめぐって市街地でも戦闘が行われました。反政府武装勢力に対し,アフガニスタン軍や米軍による空爆も行われています。地方においても,攻撃の標的とならずとも被害に巻き込まれる危険性が大いにあります。
(参考URL:https://www.sigar.mil/pdf/quarterlyreports/2017-01-30qr.pdf )
2 2017年4月3日~4月30日に発生した主なテロ・誘拐事件抜粋(以下いずれも現地時間)
(1) カブール市
● 4月11日,移動中の軍関係者が襲撃され,1名が死亡。
● 4月12日,政府職員を乗せた車両が自爆攻撃に遭い,5名以上が死亡,10名以上が負傷。(ISILホラサーン州が犯行声明発出)
(2)カブール市以外
● 4月8日,バルフ県中部において,地雷が爆発し,9名が死亡,5名以上が負傷。
● 4月14日,ヘルマンド県ラシュカルガー市近郊において,IEDが爆発し,11名以上が死亡,1名以上が負傷。
● 4月15日,ナンガルハール県東部において,路上に設置されたIEDが爆発し,4名が負傷。
● 4月16日,サリプル県北西部において,反政府武装勢力により3名の女性と1名の子供が射殺。
● 4月17日,クンドゥーズ県北部において,車両移動中の軍関係者が襲撃され,1名以上が死亡。
● 4月20日,バダフシャーン県中央部において,道路脇に仕掛けられた爆弾が爆発し,5名が死亡。
● 4月21日,バルフ県マザリシャリフ市郊外において,軍基地が襲撃され,138名以上が死亡,60名以上が負傷。(タリバーンが犯行声明発出)
● 4月24日,ホースト県ホースト市郊外の米軍基地の検問所において,自爆攻撃が発生し,4名以上が死亡,6名が負傷。(タリバーンが犯行声明発出)
● 4月24日,タハール県北部において,軍の検問所が襲撃され,8名以上が死亡,3名が負傷した。(タリバーンが犯行声明発出)
【参考データ】
1 カブール市内における外国人の死傷者が生じた事件抜粋(2016年以降)
※新しい事案から順に記載
・2016年10月19日,軍事基地内で,アフガニスタン軍の格好をした者が銃を発砲し,米国人2名が死亡,米国人3名が負傷。タリバーンが犯行声明発出。
・2016年6月20日,警備会社に勤務するネパール人及びインド人を乗せたバスに対する自爆テロが発生し,15名が死亡,20名以上が負傷。タリバーンとISILが犯行声明を発出。
・2016年4月19日,市内中心部にあるアフガニスタン治安機関の施設付近で,車両を用いた自爆テロが発生した後,治安部隊と武装集団との間で銃撃戦となり,少なくとも64人が死亡,347人が負傷。タリバーンが犯行声明を発出。
・2016年2月27日,市内中心部にある国防省付近で自爆テロが発生し,少なくとも15人が死亡,31人が負傷。タリバーンが犯行声明を発出。
・2016年2月1日,市内南西部にある警察庁舎付近で自爆テロが発生し,少なくとも20人が死亡,29人が負傷。タリバーンが犯行声明を発出。
・2016年1月20日,市内南西部で,報道機関関係者が乗車した車両を標的とした自爆テロ事件が発生し,少なくとも7人が死亡,27人が負傷。タリバーンが犯行声明を発出。
・2016年1月17日,市内中心部にあるイタリア大使館の敷地内にロケット弾1発が着弾し,少なくとも2人が負傷(同館員の負傷者はなし)。タリバーンが犯行声明を発出。
・2016年1月4日,カブール国際空港付近で外国軍の車両及び施設を標的とした二度の自爆テロ事件が発生し,少なくとも1人が死亡,22人が負傷。タリバーンが犯行声明を発出。
・2016年1月1日,市内北西部にある仏レストランの前で自爆テロが発生し,少なくとも1人が死亡,15人が負傷。タリバーンが犯行声明を発出。
2 アフガニスタン全土における外国人誘拐(2015年以降)
※新しい事案から順に記載
・2016年12月21日,ヘラート県において,イラン人トラック運転手が武装した者によって誘拐(後日解放)。
・2016年12月19日,クンドゥーズ県において,車両移動中の赤十字国際委員会(ICRC)のスペイン人職員が誘拐(後日解放)。
・2016年11月,ヘラート県ヘラート市において,イラン人トラック運転手が武装した者によって誘拐。
・2016年11月,カブール市内で,NGOに勤務するオーストラリア人職員が,拳銃を所持した者により誘拐。(後日解放)
・2016年8月,カブール市内で,アフガニスタン・アメリカン大学の米国人とオーストラリア人の教授2名が武装集団によって誘拐。
・2016年6月,カブール市で,教育・医療支援を行う国際NGOに勤務するインド人職員が拳銃を所持した者によって誘拐(後日解放)。
・2016年4月,ナンガルハール県ジャララバード市で,オーストラリア人の援助機関職員が武装集団によって誘拐(後日解放)。
・2016年3月,バングラデシュ国籍のNGO職員2人が,クンドゥーズ県からバグラーン県への移動中,武装集団によって誘拐。
・2016年3月,カブール市内で,建設会社に勤めるトルコ人が誘拐。
・2015年8月,カブール市内で,ドイツ人援助関係者が武装集団によって誘拐(後日解放)。
・2015年6月,カブール市内で,オランダ人援助関係者が何者かによって誘拐(後日解放)。
・2015年6月,西部ヘラート県で,イラン人運転手が何者かによって誘拐(後日解放)。
・2015年4月,北東部クンドゥーズ県で,ドイツ人援助関係者が何者かによって誘拐(後日解放)。
☆詳細については,下記の内容をよくお読みください。
引用元:外務省 海外安全ホームページ
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