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[NEWS]インド:熱波に関する注意喚起(外務省 海外安全ホームページ)
2017年04月28日
【ポイント】
●インドでは例年5月初旬から熱波が発生しており,死亡事案を含む健康被害が発生しています。
●最新の気象情報を確認し,熱中症対策等に留意してください。
【本文】
1.インドでは,例年5月初旬から多くの地域で酷暑期に入り,熱波の発生により,毎年熱中症等で多くの死者が発生します。特に,インド南東部に位置するアンドラ・プラデシュ州,テランガナ州を中心に,多くの死者が発生します。報道によれば,昨年は熱波の影響で700人の死者が発生しました。この熱波による影響は,例年6月初旬過ぎまで続きます。
2.つきましては,インドへの渡航・滞在を予定されている方や既に現地に滞在されている方は,現地の気象予報をよく確認し,報道等を通じ最新の関連情報を確認する等して,自身の体調の確保に十分注意してください。
3.熱中症を予防するために,特に以下の点にご留意ください。
(1) 熱中症とは
高温(多湿)な環境に長くいることで,徐々に体内の水分や塩分のバランスが崩れ,体温調節がうまく働かなくなり,体内に熱がこもった状態を指します。屋外だけでなく屋内で何もしていないときでも発症し,場合によっては死亡することもあります。
(2) 熱中症の症状
・めまい,立ちくらみ,手足のしびれ,筋肉のこむら返り,気分の悪化,頭痛,吐き気,嘔吐,倦怠感,虚脱感,いつもと様子が違う など
(重症になると)
・返事がおかしい,意識消失,けいれん,からだが熱い など
(3) 熱中症の予防
〇暑さを避ける。
(室内では)
・エアコン等で温度を調節(室温をこまめに確認)。
・遮光カーテンで室内温の上昇を防ぐ。
(外出時には)
・特に気温の上昇する昼前後の外出を避ける。
・日傘や帽子を着用する。
・日陰を選び,こまめに休憩する。
(体の蓄熱を避けるために)
・通気性の良い,吸湿性・速乾性のある衣服を着用する。
・保冷剤,氷,冷たいタオルなどで体を冷やす。
〇こまめに水分補給をする
室内でも,外出時でも,のどの渇きを感じなくても,こまめに水分・塩分,経口補水液(水に食塩とブドウ糖を溶かしたもの)などを補給する。
(4) 熱中症が疑われたら
(涼しい場所へ)
エアコンが効いている室内や風通しの良い日陰など,涼しい場所へ避難する。
(体を冷やす)
衣服をゆるめ,体を冷やす(特に,首の周り,脇の下,足の付け根など)。
(水分補給)
水分・塩分,経口補水液などを補給する。
(自分で水が飲めない,意識がない場合)
すぐに医療機関を受診する。または,搬送してもらう。
☆詳細については,下記の内容をよくお読みください。
引用元:外務省 海外安全ホームページ
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcspotinfo_2017C091.html
●インドでは例年5月初旬から熱波が発生しており,死亡事案を含む健康被害が発生しています。
●最新の気象情報を確認し,熱中症対策等に留意してください。
【本文】
1.インドでは,例年5月初旬から多くの地域で酷暑期に入り,熱波の発生により,毎年熱中症等で多くの死者が発生します。特に,インド南東部に位置するアンドラ・プラデシュ州,テランガナ州を中心に,多くの死者が発生します。報道によれば,昨年は熱波の影響で700人の死者が発生しました。この熱波による影響は,例年6月初旬過ぎまで続きます。
2.つきましては,インドへの渡航・滞在を予定されている方や既に現地に滞在されている方は,現地の気象予報をよく確認し,報道等を通じ最新の関連情報を確認する等して,自身の体調の確保に十分注意してください。
3.熱中症を予防するために,特に以下の点にご留意ください。
(1) 熱中症とは
高温(多湿)な環境に長くいることで,徐々に体内の水分や塩分のバランスが崩れ,体温調節がうまく働かなくなり,体内に熱がこもった状態を指します。屋外だけでなく屋内で何もしていないときでも発症し,場合によっては死亡することもあります。
(2) 熱中症の症状
・めまい,立ちくらみ,手足のしびれ,筋肉のこむら返り,気分の悪化,頭痛,吐き気,嘔吐,倦怠感,虚脱感,いつもと様子が違う など
(重症になると)
・返事がおかしい,意識消失,けいれん,からだが熱い など
(3) 熱中症の予防
〇暑さを避ける。
(室内では)
・エアコン等で温度を調節(室温をこまめに確認)。
・遮光カーテンで室内温の上昇を防ぐ。
(外出時には)
・特に気温の上昇する昼前後の外出を避ける。
・日傘や帽子を着用する。
・日陰を選び,こまめに休憩する。
(体の蓄熱を避けるために)
・通気性の良い,吸湿性・速乾性のある衣服を着用する。
・保冷剤,氷,冷たいタオルなどで体を冷やす。
〇こまめに水分補給をする
室内でも,外出時でも,のどの渇きを感じなくても,こまめに水分・塩分,経口補水液(水に食塩とブドウ糖を溶かしたもの)などを補給する。
(4) 熱中症が疑われたら
(涼しい場所へ)
エアコンが効いている室内や風通しの良い日陰など,涼しい場所へ避難する。
(体を冷やす)
衣服をゆるめ,体を冷やす(特に,首の周り,脇の下,足の付け根など)。
(水分補給)
水分・塩分,経口補水液などを補給する。
(自分で水が飲めない,意識がない場合)
すぐに医療機関を受診する。または,搬送してもらう。
☆詳細については,下記の内容をよくお読みください。
引用元:外務省 海外安全ホームページ
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcspotinfo_2017C091.html
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