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[NEWS]ゴールデンウィークに海外に渡航・滞在される方へ ~テロ・犯罪・感染症対策と「たびレジ」登録のお願い~ (外務省 海外安全ホームページ)
2017年04月27日
【ポイント】
海外渡航にあたっては,特にテロ,犯罪,感染症等に十分注意してください。
出発前に渡航先の安全情報を海外安全ホームページで確認するとともに,外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録し,渡航先の最新情報を入手してください。
海外渡航の前には,万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝え,旅行の間も家族等との連絡を絶やさないようにしてください。
■外務省海外安全ホームページ(※各国の詳細・最新の安全情報はこちらを御覧ください。)
http://www.anzen.mofa.go.jp/
http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (携帯版)
1 テロへの注意
●中東・アフリカ地域だけでなく,ベルリン,ロンドン,サンクトペテルブルグ,ストックホルム,パリといった欧州の都市やアジアでもテロが発生しています。
●観光名所はテロの標的にもなり得ますので,事前に安全に関する最新の情報を入手してください。観光中も周囲の状況に注意を払うとともに,不審な人物や状況を察知した場合には速やかにその場を離れる等安全確保に努めてください。
2 麻薬犯罪等の一般的な安全対策
●一般に海外の治安は,日本と比較して良いとは言えず,犯罪やトラブルに巻き込まれることに十分注意してください。
●強盗等に遭った場合,抵抗しては危険です。武器を持っていることがあります。
●多くの国で,薬物犯罪が厳しく取り締まられています。場合によっては外国人にも死刑や終身刑等の重刑が科されますので,絶対に関わらないようにしてください。
●日本人女性が性的暴力被害に遭う事件が多発しています。女性の単独行動や夜間の外出を控えるなど,十分に注意してください。
●海外滞在中はパスポートの管理に気を配るとともに,万一に備え,十分な補償内容の海外旅行保険に加入しておくことをお勧めします。
●事件・事故等に遭遇した場合には,現地警察等の指示に従い行動するほか,最寄りの日本国大使館・総領事館等にも御連絡ください。
●渡航・滞在中の日程・連絡先を必ず本邦の家族等に伝えておくとともに,連絡を絶やさないでください。
3 感染症に関する安全対策
●海外には,日本には馴染みがない感染症がたくさんありますので,海外安全ホームページで渡航先の感染症関連情報をご確認ください。
【本文】
1 テロへの注意
(1)テロの脅威
近年,欧米やアジア等,日本人が出張や旅行で訪れる街を含め,世界各地において,ISILをはじめとするイスラム過激派組織等によるテロ事件や,これらの過激派組織の主張に影響を受けたとみられる者による一匹狼(ローンウルフ)型等のテロ事件が多発しており,予断を許さない状況が継続しています。
こうした中,昨年バングラデシュ・ダッカで7名の日本人が殺害された襲撃テロ事件や,ベルリン,ロンドン,サンクトペテルブルグ,ストックホルム,パリといった都市の中心部など,観光客も多く訪れる場所やアジアでも,群衆等を標的としてテロ事案が発生しており,今後も同様の事件が発生する可能性があります。
〈最近の主なテロ事件等〉
【2017年】
○フランス:パリのシャンゼリゼ通りにおける銃撃事件(4月20日)
○スウェーデン:ストックホルム市内ショッピングセンターへの車両突入事件(4月7日)
○ロシア:サンクトペテルブルク地下鉄での爆発事件(4月3日)
○英国:ロンドン市内のウェストミンスター橋及び国会議事堂でのテロ事件(3月22日)
○トルコ:イスタンブール市内ナイトクラブにおける銃撃テロ事件(1月1日)
【2016年】
○ドイツ:ベルリンのクリスマス・マーケットへの車両突入事件(12月19日)
○トルコ:イスタンブール中心部のサッカースタジアム等での自爆テロ事件(12月10日)
(2)テロ等に関する安全対策
ア 上記のような情勢に十分留意し,具体的に以下の点に注意してください。
○外務省が発出する海外安全情報及び現地報道等により,最新の治安情勢等の関連情報の入手に努めるとともに,日頃から危機管理意識を持つようにする。
○テロの標的となりやすい場所(*)を訪れる際には,周囲の状況に注意を払い,不審な人物や状況を察知したら速やかにその場を離れる等,安全確保に努める。
(* 観光施設,公共交通機関,ホテルなどの宿泊施設,レストラン,リゾート施設,繁華街,イベント会場,複合商業施設,野外マーケットや市場,大学等不特定多数が集まる場所,宗教施設,政府・軍・警察関係施設,欧米関連施設等。国により事情が異なりますので,各国の安全情報をよくご確認ください。)
イ 実際にテロ・爆発事件に遭遇した場合に,被害を最小限に抑えるため,例えば次の諸点を心がけることをお勧めします。
<予防措置>
○ 事前に避難経路を確認する。
○ 隠れられる場所を確認する。
○ 常に周囲の状況に注意を払い,不審者や不審物を見かけたら速やかにその場を離れる。
<対処法>
○ 爆発音・銃撃音を聞いたらその場に伏せるなど直ちに低い姿勢をとる,あるいは,頑丈なものの陰に隠れる。
○ 周囲を確認し,可能であれば,銃撃音等から離れるよう,速やかに,低い姿勢を保ちつつ安全なところに退避する。
(海外旅行のテロ・誘拐対策パンフレット(http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph.html ) も併せて参照ください。)
2 犯罪等の一般的な安全対策
一般に海外の治安は日本と比較して必ずしも良いとは言えず,何らかのトラブルに巻き込まれる可能性は排除できません。実際に多くの旅行者が被害に遭っています。法制度,文化,風俗・習慣等のすべてが日本とは異なることを強く認識して,トラブルに巻き込まれないよう十分注意し,楽しい旅行にすることが大切です。
万が一事件・事故等に遭遇した場合には,現地警察等の指示に従い行動するほか,最寄りの日本国大使館・総領事館等にも報告してください。
(1)各種犯罪被害について(基本的な対策)
○ 多額の現金や多くの貴重品を持ち歩かない。
○ 空港や市内両替所で多額の両替・換金をしない。
○ 目立たない行動や服装を心がける。
○ 人通りの少ない場所や,夜間の一人歩きは避ける。
○ 営業許可を得ていないいわゆる「白タク」の利用をなるべく避け,正規のタクシー乗り場などを利用する。
○ 見知らぬ人の誘いについていかない。睡眠薬強盗(睡眠薬を入れた飲食物を勧められ,意識を失っている間に所持品を奪われる)や,いかさま賭博,「ぼったくり」等の被害に遭う可能性が高いので,可能であれば最初から取り合わないように心がける。(日本語で話しかける,日本人の知り合いがいる,などと言って安心させる巧妙な手口に注意が必要です。)
○ 知らない人に勧められた飲食物を安易に口にしない。
○ 過度な飲酒は控える。
○ 生命と身体の安全を最優先する。強盗に遭っても,相手が武器を持っていることを想定し抵抗しない。
○ 現地の風俗・習慣に配慮する。日本人同士で集団になって騒ぐ等,現地の人々の感情を刺激するような行為は慎む。
(2)麻薬等違法薬物犯罪に関する注意
多くの国や地域では,麻薬等違法薬物犯罪に関する取り締まりが強化されており,場合によっては外国人にも死刑や終身刑等が科されます。また,自分では気付かないうちに「運び屋」として利用される可能性もあるので,よく知らない人物から,「△△氏へのおみやげを持って行って欲しい」などの依頼を受けた場合は,毅然とした態度で断りましょう。
(3)女性への性的暴行に対する注意
近年,海外で日本人女性が性的暴行の被害に遭う事例が発生しています。言葉が通じにくいことや,日本女性に対する偏った思い込みもあり,外国人男性から強引なアプローチを受けることがあります。上記(1)の注意点に加えて,以下の点にも十分に注意してください。
○ 女性の単独行動や夜間の外出は控える。
○ 過度な肌の露出を避ける。
○ ホテルの部屋でドアをノックされた時は,防犯チェーンを掛けたままドアを開け相手を確認する。(ホテルのスタッフなどに見えても,頼んでいない場合はフロントに確認する。)
不幸にも性犯罪の被害に遭ってしまった場合は,速やかに最寄りの警察か,日本国大使館・総領事館に御相談ください。大使館・総領事館では被害者の個人情報を厳格に管理し,被害者の方の人権にも最大限配慮して対応いたしますので,安心して御相談ください。
(4)立入り制限区域及び写真・ビデオ撮影の制限等について
多くの国や地域では,政府関係施設や軍事施設,宗教施設等の立入りが制限されるなど情報管理が厳しいことがあります。また,これらの場所の周辺では写真・ビデオ撮影が禁止されている場合が多く,撮影した場合はカメラ等の没収のほか,逮捕・拘束されるおそれがあるため,注意が必要です。撮影の前には,必ず周囲の係員や現地の人々等に制限の有無等について確認するようにしてください。
(5)旅券(パスポート)の管理及び携行義務について
パスポートの入ったバッグは身体から離さない,目を離さない,バスや地下鉄の車内ではリュック等は身体の前で抱える,といった行動を心がけてください。
万が一パスポートの紛失・盗難に遭った場合は,直ちに現地の警察に赴き,紛失届あるいは被害届を提出し,いずれかの写し又は紛失・被害証明を入手するとともに,日本国大使館又は総領事館の領事窓口まで御連絡ください。
多くの国や地域では,外国人はパスポートを常時携行することが法律で義務付けられています。違反すると罰金等を科されることもありますので注意してください。
(6)海外旅行保険
病気や怪我をしても,その国では必要な治療が受けられず,他国や日本への緊急移送が必要となる場合もあります。また,保険に入っていないと,時には数千万円にものぼる高額な医療費・移送費を全て自己負担しなければなりません。万が一に備え,十分な補償内容の海外旅行保険に加入することをお勧めします。
3 感染症に関する安全対策
海外には,日本には馴染みがない感染症がたくさんありますので,海外安全ホームページで渡航先の感染症関連情報をご確認ください。
また,厚生労働省からの情報や,農林水産省の検疫に関する案内もご参照ください。
■厚生労働省ホームページ:ゴールデンウィークにおける海外での感染症予防について
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/travel-kansenshou.html
■農林水産省ホームページ:空海港における水際検疫の強化について
http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/quarantine_beefup.html
☆詳細については,下記の内容をよくお読みください。
引用元:外務省 海外安全ホームページ
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2017C088.html
海外渡航にあたっては,特にテロ,犯罪,感染症等に十分注意してください。
出発前に渡航先の安全情報を海外安全ホームページで確認するとともに,外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録し,渡航先の最新情報を入手してください。
海外渡航の前には,万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝え,旅行の間も家族等との連絡を絶やさないようにしてください。
■外務省海外安全ホームページ(※各国の詳細・最新の安全情報はこちらを御覧ください。)
http://www.anzen.mofa.go.jp/
http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (携帯版)
1 テロへの注意
●中東・アフリカ地域だけでなく,ベルリン,ロンドン,サンクトペテルブルグ,ストックホルム,パリといった欧州の都市やアジアでもテロが発生しています。
●観光名所はテロの標的にもなり得ますので,事前に安全に関する最新の情報を入手してください。観光中も周囲の状況に注意を払うとともに,不審な人物や状況を察知した場合には速やかにその場を離れる等安全確保に努めてください。
2 麻薬犯罪等の一般的な安全対策
●一般に海外の治安は,日本と比較して良いとは言えず,犯罪やトラブルに巻き込まれることに十分注意してください。
●強盗等に遭った場合,抵抗しては危険です。武器を持っていることがあります。
●多くの国で,薬物犯罪が厳しく取り締まられています。場合によっては外国人にも死刑や終身刑等の重刑が科されますので,絶対に関わらないようにしてください。
●日本人女性が性的暴力被害に遭う事件が多発しています。女性の単独行動や夜間の外出を控えるなど,十分に注意してください。
●海外滞在中はパスポートの管理に気を配るとともに,万一に備え,十分な補償内容の海外旅行保険に加入しておくことをお勧めします。
●事件・事故等に遭遇した場合には,現地警察等の指示に従い行動するほか,最寄りの日本国大使館・総領事館等にも御連絡ください。
●渡航・滞在中の日程・連絡先を必ず本邦の家族等に伝えておくとともに,連絡を絶やさないでください。
3 感染症に関する安全対策
●海外には,日本には馴染みがない感染症がたくさんありますので,海外安全ホームページで渡航先の感染症関連情報をご確認ください。
【本文】
1 テロへの注意
(1)テロの脅威
近年,欧米やアジア等,日本人が出張や旅行で訪れる街を含め,世界各地において,ISILをはじめとするイスラム過激派組織等によるテロ事件や,これらの過激派組織の主張に影響を受けたとみられる者による一匹狼(ローンウルフ)型等のテロ事件が多発しており,予断を許さない状況が継続しています。
こうした中,昨年バングラデシュ・ダッカで7名の日本人が殺害された襲撃テロ事件や,ベルリン,ロンドン,サンクトペテルブルグ,ストックホルム,パリといった都市の中心部など,観光客も多く訪れる場所やアジアでも,群衆等を標的としてテロ事案が発生しており,今後も同様の事件が発生する可能性があります。
〈最近の主なテロ事件等〉
【2017年】
○フランス:パリのシャンゼリゼ通りにおける銃撃事件(4月20日)
○スウェーデン:ストックホルム市内ショッピングセンターへの車両突入事件(4月7日)
○ロシア:サンクトペテルブルク地下鉄での爆発事件(4月3日)
○英国:ロンドン市内のウェストミンスター橋及び国会議事堂でのテロ事件(3月22日)
○トルコ:イスタンブール市内ナイトクラブにおける銃撃テロ事件(1月1日)
【2016年】
○ドイツ:ベルリンのクリスマス・マーケットへの車両突入事件(12月19日)
○トルコ:イスタンブール中心部のサッカースタジアム等での自爆テロ事件(12月10日)
(2)テロ等に関する安全対策
ア 上記のような情勢に十分留意し,具体的に以下の点に注意してください。
○外務省が発出する海外安全情報及び現地報道等により,最新の治安情勢等の関連情報の入手に努めるとともに,日頃から危機管理意識を持つようにする。
○テロの標的となりやすい場所(*)を訪れる際には,周囲の状況に注意を払い,不審な人物や状況を察知したら速やかにその場を離れる等,安全確保に努める。
(* 観光施設,公共交通機関,ホテルなどの宿泊施設,レストラン,リゾート施設,繁華街,イベント会場,複合商業施設,野外マーケットや市場,大学等不特定多数が集まる場所,宗教施設,政府・軍・警察関係施設,欧米関連施設等。国により事情が異なりますので,各国の安全情報をよくご確認ください。)
イ 実際にテロ・爆発事件に遭遇した場合に,被害を最小限に抑えるため,例えば次の諸点を心がけることをお勧めします。
<予防措置>
○ 事前に避難経路を確認する。
○ 隠れられる場所を確認する。
○ 常に周囲の状況に注意を払い,不審者や不審物を見かけたら速やかにその場を離れる。
<対処法>
○ 爆発音・銃撃音を聞いたらその場に伏せるなど直ちに低い姿勢をとる,あるいは,頑丈なものの陰に隠れる。
○ 周囲を確認し,可能であれば,銃撃音等から離れるよう,速やかに,低い姿勢を保ちつつ安全なところに退避する。
(海外旅行のテロ・誘拐対策パンフレット(http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph.html ) も併せて参照ください。)
2 犯罪等の一般的な安全対策
一般に海外の治安は日本と比較して必ずしも良いとは言えず,何らかのトラブルに巻き込まれる可能性は排除できません。実際に多くの旅行者が被害に遭っています。法制度,文化,風俗・習慣等のすべてが日本とは異なることを強く認識して,トラブルに巻き込まれないよう十分注意し,楽しい旅行にすることが大切です。
万が一事件・事故等に遭遇した場合には,現地警察等の指示に従い行動するほか,最寄りの日本国大使館・総領事館等にも報告してください。
(1)各種犯罪被害について(基本的な対策)
○ 多額の現金や多くの貴重品を持ち歩かない。
○ 空港や市内両替所で多額の両替・換金をしない。
○ 目立たない行動や服装を心がける。
○ 人通りの少ない場所や,夜間の一人歩きは避ける。
○ 営業許可を得ていないいわゆる「白タク」の利用をなるべく避け,正規のタクシー乗り場などを利用する。
○ 見知らぬ人の誘いについていかない。睡眠薬強盗(睡眠薬を入れた飲食物を勧められ,意識を失っている間に所持品を奪われる)や,いかさま賭博,「ぼったくり」等の被害に遭う可能性が高いので,可能であれば最初から取り合わないように心がける。(日本語で話しかける,日本人の知り合いがいる,などと言って安心させる巧妙な手口に注意が必要です。)
○ 知らない人に勧められた飲食物を安易に口にしない。
○ 過度な飲酒は控える。
○ 生命と身体の安全を最優先する。強盗に遭っても,相手が武器を持っていることを想定し抵抗しない。
○ 現地の風俗・習慣に配慮する。日本人同士で集団になって騒ぐ等,現地の人々の感情を刺激するような行為は慎む。
(2)麻薬等違法薬物犯罪に関する注意
多くの国や地域では,麻薬等違法薬物犯罪に関する取り締まりが強化されており,場合によっては外国人にも死刑や終身刑等が科されます。また,自分では気付かないうちに「運び屋」として利用される可能性もあるので,よく知らない人物から,「△△氏へのおみやげを持って行って欲しい」などの依頼を受けた場合は,毅然とした態度で断りましょう。
(3)女性への性的暴行に対する注意
近年,海外で日本人女性が性的暴行の被害に遭う事例が発生しています。言葉が通じにくいことや,日本女性に対する偏った思い込みもあり,外国人男性から強引なアプローチを受けることがあります。上記(1)の注意点に加えて,以下の点にも十分に注意してください。
○ 女性の単独行動や夜間の外出は控える。
○ 過度な肌の露出を避ける。
○ ホテルの部屋でドアをノックされた時は,防犯チェーンを掛けたままドアを開け相手を確認する。(ホテルのスタッフなどに見えても,頼んでいない場合はフロントに確認する。)
不幸にも性犯罪の被害に遭ってしまった場合は,速やかに最寄りの警察か,日本国大使館・総領事館に御相談ください。大使館・総領事館では被害者の個人情報を厳格に管理し,被害者の方の人権にも最大限配慮して対応いたしますので,安心して御相談ください。
(4)立入り制限区域及び写真・ビデオ撮影の制限等について
多くの国や地域では,政府関係施設や軍事施設,宗教施設等の立入りが制限されるなど情報管理が厳しいことがあります。また,これらの場所の周辺では写真・ビデオ撮影が禁止されている場合が多く,撮影した場合はカメラ等の没収のほか,逮捕・拘束されるおそれがあるため,注意が必要です。撮影の前には,必ず周囲の係員や現地の人々等に制限の有無等について確認するようにしてください。
(5)旅券(パスポート)の管理及び携行義務について
パスポートの入ったバッグは身体から離さない,目を離さない,バスや地下鉄の車内ではリュック等は身体の前で抱える,といった行動を心がけてください。
万が一パスポートの紛失・盗難に遭った場合は,直ちに現地の警察に赴き,紛失届あるいは被害届を提出し,いずれかの写し又は紛失・被害証明を入手するとともに,日本国大使館又は総領事館の領事窓口まで御連絡ください。
多くの国や地域では,外国人はパスポートを常時携行することが法律で義務付けられています。違反すると罰金等を科されることもありますので注意してください。
(6)海外旅行保険
病気や怪我をしても,その国では必要な治療が受けられず,他国や日本への緊急移送が必要となる場合もあります。また,保険に入っていないと,時には数千万円にものぼる高額な医療費・移送費を全て自己負担しなければなりません。万が一に備え,十分な補償内容の海外旅行保険に加入することをお勧めします。
3 感染症に関する安全対策
海外には,日本には馴染みがない感染症がたくさんありますので,海外安全ホームページで渡航先の感染症関連情報をご確認ください。
また,厚生労働省からの情報や,農林水産省の検疫に関する案内もご参照ください。
■厚生労働省ホームページ:ゴールデンウィークにおける海外での感染症予防について
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/travel-kansenshou.html
■農林水産省ホームページ:空海港における水際検疫の強化について
http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/quarantine_beefup.html
☆詳細については,下記の内容をよくお読みください。
引用元:外務省 海外安全ホームページ
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2017C088.html
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