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[NEWS]ポリオの発生状況(ポリオ発生国に渡航する際は、追加の予防接種をご検討ください。)(外務省 海外安全ホームページ)
2017年04月17日
【ポイント】
●世界保健機関(WHO)は、ポリオウイルスについて「国際的に懸念される公衆の保健上の緊急事態」を宣言しています。
●ポリオ発生国(パキスタン*、アフガニスタン*、ナイジェリア*、ラオス)に渡航する人は、追加の予防接種を検討してください。
*これらの国の全土又は一部に退避勧告を発出中。
1 ポリオの発生状況
(1)世界保健機関(WHO)は、2014年5月5日、ポリオウイルスの国際的な広がりが、「国際的に懸念される公衆の保健上の緊急事態(PHEIC、 Public Health Emergency of International Concern)」であることを宣言しました。また、2017年2月8日、国際保健規則(IHR)緊急委員会の第12回会合を開催し、現在の状況が引き続きPHEICに該当するとの見解を示すとともに、各国の発生状況を以下のとおり評価しています。
○「ポリオウイルス(野生型又はワクチン由来)を国外に輸出している国」
野生型(WPV1):パキスタン
○「ポリオウイルス(野生型又はワクチン由来)の発生があるが、現在は国外に感染を輸出していない国」
野生型(WPV1):ナイジェリア、アフガニスタン
ワクチン由来(cVDPV):ナイジェリア、パキスタン、ラオス
○「もはやポリオウイルス(野生型又はワクチン由来)の発生がないが、引き続き国際的な感染拡大の影響を受けやすく、ワクチン由来ポリオウイルスの出現と伝播が起こりやすい国」
野生型(WPV1):カメルーン、ニジェール、チャド、赤道ギニア、中央アフリカ
ワクチン由来(cVDPV):ウクライナ、マダガスカル、ミャンマー、ギニア
(2)パキスタン政府は、同国に4週間以上の長期滞在する外国人を含めた全ての人にポリオ予防接種を義務化し、WHOが推奨する国際予防接種証明書の交付を行っています。
(3)アフガニスタン出入国時には、国際予防接種証明書の所持が求められることがあり、所持していない場合は、空港で予防接種を受けなければならないことがありますので、最新の情報は在アフガニスタン日本国大使館にお問い合わせください。
(4)以上を踏まえ、ポリオ発生国(パキスタン、アフガニスタン、ナイジェリア、ラオス)への渡航を予定している方及び現地に滞在している方は、以下2を参考にポリオの予防接種を検討してください。特に、現在ポリオウイルス感染者の発生が報告されている地域に渡航する場合は、以前に予防接種を受けていても、追加接種をご検討ください。現地の小児定期予防接種一覧、医療機関情報等については、渡航・滞在先の在外公館のホームページや在外公館医務官情報(末尾に掲載)をご参照ください。
☆詳細については,下記の内容をよくお読みください。
引用元:外務省 海外安全ホームページ
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2017C081.html
●世界保健機関(WHO)は、ポリオウイルスについて「国際的に懸念される公衆の保健上の緊急事態」を宣言しています。
●ポリオ発生国(パキスタン*、アフガニスタン*、ナイジェリア*、ラオス)に渡航する人は、追加の予防接種を検討してください。
*これらの国の全土又は一部に退避勧告を発出中。
1 ポリオの発生状況
(1)世界保健機関(WHO)は、2014年5月5日、ポリオウイルスの国際的な広がりが、「国際的に懸念される公衆の保健上の緊急事態(PHEIC、 Public Health Emergency of International Concern)」であることを宣言しました。また、2017年2月8日、国際保健規則(IHR)緊急委員会の第12回会合を開催し、現在の状況が引き続きPHEICに該当するとの見解を示すとともに、各国の発生状況を以下のとおり評価しています。
○「ポリオウイルス(野生型又はワクチン由来)を国外に輸出している国」
野生型(WPV1):パキスタン
○「ポリオウイルス(野生型又はワクチン由来)の発生があるが、現在は国外に感染を輸出していない国」
野生型(WPV1):ナイジェリア、アフガニスタン
ワクチン由来(cVDPV):ナイジェリア、パキスタン、ラオス
○「もはやポリオウイルス(野生型又はワクチン由来)の発生がないが、引き続き国際的な感染拡大の影響を受けやすく、ワクチン由来ポリオウイルスの出現と伝播が起こりやすい国」
野生型(WPV1):カメルーン、ニジェール、チャド、赤道ギニア、中央アフリカ
ワクチン由来(cVDPV):ウクライナ、マダガスカル、ミャンマー、ギニア
(2)パキスタン政府は、同国に4週間以上の長期滞在する外国人を含めた全ての人にポリオ予防接種を義務化し、WHOが推奨する国際予防接種証明書の交付を行っています。
(3)アフガニスタン出入国時には、国際予防接種証明書の所持が求められることがあり、所持していない場合は、空港で予防接種を受けなければならないことがありますので、最新の情報は在アフガニスタン日本国大使館にお問い合わせください。
(4)以上を踏まえ、ポリオ発生国(パキスタン、アフガニスタン、ナイジェリア、ラオス)への渡航を予定している方及び現地に滞在している方は、以下2を参考にポリオの予防接種を検討してください。特に、現在ポリオウイルス感染者の発生が報告されている地域に渡航する場合は、以前に予防接種を受けていても、追加接種をご検討ください。現地の小児定期予防接種一覧、医療機関情報等については、渡航・滞在先の在外公館のホームページや在外公館医務官情報(末尾に掲載)をご参照ください。
☆詳細については,下記の内容をよくお読みください。
引用元:外務省 海外安全ホームページ
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2017C081.html
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