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[NEWS]ギニアにおける麻しん(はしか)の発生(外務省 海外安全ホームページ)
2017年03月30日
【ポイント】
●ギニア保健省は、同国コナクリ市内5区及び15県に対して、麻しんの流行宣言を発出しました。
●麻しんにかかったことがない方がギニアに渡航する際には、あらかじめ麻しんの予防接種歴を確認し、麻しんの予防接種を2回受けていない場合、又は接種既往が不明の場合には、予防接種を受けることを推奨します。
1.ギニアにおける麻しんの発生状況
ギニア保健省は、2017年1月から3月18日までに、麻しんの感染疑いが3,430例発生し、検査などで2,944例が確定例として確認されたと発表しています。死亡例は5例です。
同省は、本年2月8日、コナクリ市の5区及びその他15県に対して、麻しん流行宣言を発出しました。また、12県に対して警戒宣言を発出していますので、麻しんにかかった(検査で診断された)ことがない方がギニアに渡航する際には、以下2.を参考に、あらかじめ麻しんの予防接種歴を確認し、麻しんの予防接種を2回受けていない場合(1回のみの接種も含む)、又は接種既往が不明の場合には、予防接種を受けることを推奨します。
なお、下記以外の地域においても十分な注意が必要です。
○流行宣言地域(コナクリ市内5区及び15県)
コナクリ市(ラトマ区、マトト区、マタム区、カルム区、ディクシン区)、コヤ県、ボッファ県、ディブレカ県、フォレカリア県、フリア県、キンディア県、ンゼレコレ県、ゲケドゥ県、シギリ県、ダラバ県、カンカン県、ヨムー県、ボケ県、キシドゥグ県、ファラナ県
○警戒宣言地域(12県)
マンディアナ県、ロラ県、ベイラ県、クンダラ県、マセンタ県、ダボラ県、ラベ県、マムー県、トゥゲ県、クルサ県、ディングイライェ県、ケロワネ県
2.麻しんについて
(1)感染源
麻しんは伝染性の強い急性発疹性のウイルス感染症で、感染者の気道分泌物(鼻、咽頭、口腔からの飛沫、飛沫核)による空気感染、飛沫感染などにより感染します。
(2)症状
潜伏期間は10~12日で、主な症状は38℃前後の発熱、咳、鼻汁、結膜充血、目脂、発疹などです。また、合併症として肺炎、脳炎などを来すこともあります。特別な治療法はなく対症療法が中心となります。一度、典型的な麻しんを発症した人は、通常、終生免疫が獲得されます。
(3)予防方法
麻しんは感染力が非常に強いため、ギニアをはじめ麻しんの流行している地域に渡航する際には、日本へ麻しんを持ち込まないためにも、事前の予防対策が重要となります。このため、これまで予防接種を受けていない方や、1回しか接種を受けていない方には、麻しん風しん混合ワクチンの接種が勧められます。
なお、現在は定期の予防接種は、生後12月から生後24月に至るまでの間にある小児(1期接種)及び小学校就学の始期に達する日の1年前の日から当該始期に達する日の前日までの間にある5歳以上7歳未満の小児(2期接種)に対して実施しています。
厚生労働省作成の「麻しん(はしか)に関するQ&A」及び国立感染症研究所ホームページ(特に最新の感染者数)もご参照ください。
☆詳細については,下記の内容をよくお読みください。
引用元:外務省 海外安全ホームページ
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcspotinfo_2017C061.html
●ギニア保健省は、同国コナクリ市内5区及び15県に対して、麻しんの流行宣言を発出しました。
●麻しんにかかったことがない方がギニアに渡航する際には、あらかじめ麻しんの予防接種歴を確認し、麻しんの予防接種を2回受けていない場合、又は接種既往が不明の場合には、予防接種を受けることを推奨します。
1.ギニアにおける麻しんの発生状況
ギニア保健省は、2017年1月から3月18日までに、麻しんの感染疑いが3,430例発生し、検査などで2,944例が確定例として確認されたと発表しています。死亡例は5例です。
同省は、本年2月8日、コナクリ市の5区及びその他15県に対して、麻しん流行宣言を発出しました。また、12県に対して警戒宣言を発出していますので、麻しんにかかった(検査で診断された)ことがない方がギニアに渡航する際には、以下2.を参考に、あらかじめ麻しんの予防接種歴を確認し、麻しんの予防接種を2回受けていない場合(1回のみの接種も含む)、又は接種既往が不明の場合には、予防接種を受けることを推奨します。
なお、下記以外の地域においても十分な注意が必要です。
○流行宣言地域(コナクリ市内5区及び15県)
コナクリ市(ラトマ区、マトト区、マタム区、カルム区、ディクシン区)、コヤ県、ボッファ県、ディブレカ県、フォレカリア県、フリア県、キンディア県、ンゼレコレ県、ゲケドゥ県、シギリ県、ダラバ県、カンカン県、ヨムー県、ボケ県、キシドゥグ県、ファラナ県
○警戒宣言地域(12県)
マンディアナ県、ロラ県、ベイラ県、クンダラ県、マセンタ県、ダボラ県、ラベ県、マムー県、トゥゲ県、クルサ県、ディングイライェ県、ケロワネ県
2.麻しんについて
(1)感染源
麻しんは伝染性の強い急性発疹性のウイルス感染症で、感染者の気道分泌物(鼻、咽頭、口腔からの飛沫、飛沫核)による空気感染、飛沫感染などにより感染します。
(2)症状
潜伏期間は10~12日で、主な症状は38℃前後の発熱、咳、鼻汁、結膜充血、目脂、発疹などです。また、合併症として肺炎、脳炎などを来すこともあります。特別な治療法はなく対症療法が中心となります。一度、典型的な麻しんを発症した人は、通常、終生免疫が獲得されます。
(3)予防方法
麻しんは感染力が非常に強いため、ギニアをはじめ麻しんの流行している地域に渡航する際には、日本へ麻しんを持ち込まないためにも、事前の予防対策が重要となります。このため、これまで予防接種を受けていない方や、1回しか接種を受けていない方には、麻しん風しん混合ワクチンの接種が勧められます。
なお、現在は定期の予防接種は、生後12月から生後24月に至るまでの間にある小児(1期接種)及び小学校就学の始期に達する日の1年前の日から当該始期に達する日の前日までの間にある5歳以上7歳未満の小児(2期接種)に対して実施しています。
厚生労働省作成の「麻しん(はしか)に関するQ&A」及び国立感染症研究所ホームページ(特に最新の感染者数)もご参照ください。
☆詳細については,下記の内容をよくお読みください。
引用元:外務省 海外安全ホームページ
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcspotinfo_2017C061.html
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