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[NEWS]フィジーの危険情報【危険レベル継続】(外務省 海外安全ホームページ)
2017年03月28日
● 一般犯罪率は日本に比べ高く,日本人観光客及び在留邦人が,置き引き,窃盗,強盗や住居侵入等の被害に遭っているため,滞在中は十分な注意が必要です。
● クレジットカードやデビットカードのスキミング被害が相次いで確認されています。各種支払いの際は可能な限りカードを使用せず現金を利用することをお勧めします。
1. 概況
(1) 政治情勢
フィジーでは2006年のクーデター後, 2014年9月17日に総選挙が実施され,新しい内閣が誕生し,議会も開催されています。現在までのところ,政治的な要因による騒じょうなどは発生していません。
(2) 治安情勢
ア 2016年の犯罪認知件数は約2万件と,過去10年間で最多となった2012年(2万2千件)から5年連続で2万件を超え,引き続き高い犯罪発生件数となっており,これまで以上に十分な注意が必要です。また,犯罪の手口は年々凶悪化すると共に巧妙化しつつあり,ケーンナイフ(サトウキビを刈るための大型のなた)やバールを用いた強盗傷害事件,麻薬犯罪及び組織的な強盗等の犯罪が頻発しています。特に首都圏(スバ,ラミ,ナウソリ)及びビチレブ島西部(ナンディ,ラウトカ)(ただし以下2.(3)のとおり高級リゾート地は除く)では,富裕層,在留外国人,旅行者,留学生等をねらったひったくり,置き引き及びスリ等の犯罪が頻発しており,在留邦人や邦人旅行者が被害に遭う事案も多数発生しています.また,外国人に対し不動産の購入や投資話を持ちかけ,金銭を受け取りながら契約を履行しないといった詐欺事案も発生しています。
イ Diwali(11月11日前後)やクリスマス,新年前の時期は,例年,強盗や窃盗等が特に多発する時期ですので,普段以上に注意が必要です。
ウ 2015年12月以降,クレジットカードやデビットカードのスキミング被害が相次いで確認されています。ホテルや商店,銀行のATM(現金自動預け払い機)でカードを使用した数日後に国内や海外でカード情報が悪用される被害が増加していることから,各種支払いの際は可能な限りカードを使用せず現金のみを利用することをお勧めします。
(3) これまでに,フィジーにおいて日本人・日本権益を直接の標的としたテロ事件は確認されていませんが,近年,シリア,チュニジア及びバングラデシュにおいて日本人が殺害されたテロ事件や,パリ,ブリュッセル,イスタンブール,ジャカルタ等でテロ事件が発生しています。このように,世界の様々な地域でイスラム過激派組織によるテロがみられるほか,これらの主張に影響を受けた者による一匹狼(ローンウルフ)型等のテロが発生しており,日本人・日本権益が標的となり,テロを含む様々な事件の被害に遭うおそれもあります。このような情勢を十分に認識して,誘拐,脅迫,テロ等に遭わないよう,また,巻き込まれることがないよう,海外安全情報及び報道等により最新の治安・テロ情勢等の関連情報の入手に努め,日頃から危機管理意識を持つとともに,状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。
2 地域情勢
(1)首都圏(スバ,ラミ,ナウソリ)
ア これまでのところ,政治的な要因による騒じょうなどは発生していませんが,引き続き治安状況には注意が必要です。
イ 特に首都スバ及びその周辺では,車両の盗難や車上荒らし,バール,ケーンナイフを使用した複数犯(多いときは10人以上)による金融機関,商店,富裕層(外国人を含む)宅をねらった犯罪が多発しています。また,昼夜を問わず,路上でのスリ,ひったくり,集団強盗傷害事件なども多く発生しており,在留邦人や邦人旅行者が被害に遭う事案も発生しています。加えて,マーケット周辺での麻薬の売人についても特に注意が必要です。
(2)西部地区(ラウトカ,ナンディ)
ア 日本人の留学生(語学・高校等),長期滞在者及び旅行者をねらった強盗,窃盗(スリや置き引き,ひったくり)などが多く発生しています。滞在中は身の安全や持ち物に十分注意を払うとともに,周囲の状況,警備員配置の有無,扉や窓の安全等を確認し,特に夜間は不必要な外出を控える等の安全対策を怠らないようにしてください。
イ カメラ,携帯電話(特にスマート・フォン),携帯音楽プレーヤー,タブレット端末,現金等の貴重品の管理には十分注意し,不必要に持ち歩かないことや,他人から見える状態で携行しないように注意が必要です。
ウ マーケット周辺の土産物を販売する商店を中心に,日本人観光客への押し売り被害が多く報告されています。値札が付いていない商品については,他店と比較するなどし,店員の言い値で購入を強いられることがないように注意してください。
エ 日本とは男女交際に対する考え方が異なるため,安易に交際すると考え方の相違からトラブルに発展する場合があり,過去にはケガを負った事例もありましたので,交友関係にも十分注意してください。
オ ナイトクラブ等では,大麻等の違法薬物の購入を持ちかけられる場合もありますが,フィジーにおける違法薬物に関する最高刑は,所持だけでも終身刑と極めて重いので,決して購入したり,吸引したりしないでください。
(3)上記を除く地域
ナンディ近くのデナラウ地区,ナンディ沖の離島,コーラルコーストその他の高級リゾート地では一般に治安は比較的良好ですが,決して油断しないで,注意してください。
つきましては,フィジー全土についての危険情報「レベル1:十分注意してください。」を継続しますので,フィジーへの渡航,滞在に当たっては身のまわりの安全に気を配り,危険とされる地区への立入りを避ける,夜間の不要な外出を控えるなど危険を避けるためには十分な注意が必要です。
☆詳細については,下記の内容をよくお読みください。
引用元:外務省 海外安全ホームページ
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pchazardspecificinfo_2017T030.html
● クレジットカードやデビットカードのスキミング被害が相次いで確認されています。各種支払いの際は可能な限りカードを使用せず現金を利用することをお勧めします。
1. 概況
(1) 政治情勢
フィジーでは2006年のクーデター後, 2014年9月17日に総選挙が実施され,新しい内閣が誕生し,議会も開催されています。現在までのところ,政治的な要因による騒じょうなどは発生していません。
(2) 治安情勢
ア 2016年の犯罪認知件数は約2万件と,過去10年間で最多となった2012年(2万2千件)から5年連続で2万件を超え,引き続き高い犯罪発生件数となっており,これまで以上に十分な注意が必要です。また,犯罪の手口は年々凶悪化すると共に巧妙化しつつあり,ケーンナイフ(サトウキビを刈るための大型のなた)やバールを用いた強盗傷害事件,麻薬犯罪及び組織的な強盗等の犯罪が頻発しています。特に首都圏(スバ,ラミ,ナウソリ)及びビチレブ島西部(ナンディ,ラウトカ)(ただし以下2.(3)のとおり高級リゾート地は除く)では,富裕層,在留外国人,旅行者,留学生等をねらったひったくり,置き引き及びスリ等の犯罪が頻発しており,在留邦人や邦人旅行者が被害に遭う事案も多数発生しています.また,外国人に対し不動産の購入や投資話を持ちかけ,金銭を受け取りながら契約を履行しないといった詐欺事案も発生しています。
イ Diwali(11月11日前後)やクリスマス,新年前の時期は,例年,強盗や窃盗等が特に多発する時期ですので,普段以上に注意が必要です。
ウ 2015年12月以降,クレジットカードやデビットカードのスキミング被害が相次いで確認されています。ホテルや商店,銀行のATM(現金自動預け払い機)でカードを使用した数日後に国内や海外でカード情報が悪用される被害が増加していることから,各種支払いの際は可能な限りカードを使用せず現金のみを利用することをお勧めします。
(3) これまでに,フィジーにおいて日本人・日本権益を直接の標的としたテロ事件は確認されていませんが,近年,シリア,チュニジア及びバングラデシュにおいて日本人が殺害されたテロ事件や,パリ,ブリュッセル,イスタンブール,ジャカルタ等でテロ事件が発生しています。このように,世界の様々な地域でイスラム過激派組織によるテロがみられるほか,これらの主張に影響を受けた者による一匹狼(ローンウルフ)型等のテロが発生しており,日本人・日本権益が標的となり,テロを含む様々な事件の被害に遭うおそれもあります。このような情勢を十分に認識して,誘拐,脅迫,テロ等に遭わないよう,また,巻き込まれることがないよう,海外安全情報及び報道等により最新の治安・テロ情勢等の関連情報の入手に努め,日頃から危機管理意識を持つとともに,状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。
2 地域情勢
(1)首都圏(スバ,ラミ,ナウソリ)
ア これまでのところ,政治的な要因による騒じょうなどは発生していませんが,引き続き治安状況には注意が必要です。
イ 特に首都スバ及びその周辺では,車両の盗難や車上荒らし,バール,ケーンナイフを使用した複数犯(多いときは10人以上)による金融機関,商店,富裕層(外国人を含む)宅をねらった犯罪が多発しています。また,昼夜を問わず,路上でのスリ,ひったくり,集団強盗傷害事件なども多く発生しており,在留邦人や邦人旅行者が被害に遭う事案も発生しています。加えて,マーケット周辺での麻薬の売人についても特に注意が必要です。
(2)西部地区(ラウトカ,ナンディ)
ア 日本人の留学生(語学・高校等),長期滞在者及び旅行者をねらった強盗,窃盗(スリや置き引き,ひったくり)などが多く発生しています。滞在中は身の安全や持ち物に十分注意を払うとともに,周囲の状況,警備員配置の有無,扉や窓の安全等を確認し,特に夜間は不必要な外出を控える等の安全対策を怠らないようにしてください。
イ カメラ,携帯電話(特にスマート・フォン),携帯音楽プレーヤー,タブレット端末,現金等の貴重品の管理には十分注意し,不必要に持ち歩かないことや,他人から見える状態で携行しないように注意が必要です。
ウ マーケット周辺の土産物を販売する商店を中心に,日本人観光客への押し売り被害が多く報告されています。値札が付いていない商品については,他店と比較するなどし,店員の言い値で購入を強いられることがないように注意してください。
エ 日本とは男女交際に対する考え方が異なるため,安易に交際すると考え方の相違からトラブルに発展する場合があり,過去にはケガを負った事例もありましたので,交友関係にも十分注意してください。
オ ナイトクラブ等では,大麻等の違法薬物の購入を持ちかけられる場合もありますが,フィジーにおける違法薬物に関する最高刑は,所持だけでも終身刑と極めて重いので,決して購入したり,吸引したりしないでください。
(3)上記を除く地域
ナンディ近くのデナラウ地区,ナンディ沖の離島,コーラルコーストその他の高級リゾート地では一般に治安は比較的良好ですが,決して油断しないで,注意してください。
つきましては,フィジー全土についての危険情報「レベル1:十分注意してください。」を継続しますので,フィジーへの渡航,滞在に当たっては身のまわりの安全に気を配り,危険とされる地区への立入りを避ける,夜間の不要な外出を控えるなど危険を避けるためには十分な注意が必要です。
☆詳細については,下記の内容をよくお読みください。
引用元:外務省 海外安全ホームページ
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pchazardspecificinfo_2017T030.html
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