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[NEWS]中国、香港及びマカオにおける鳥インフルエンザA(H7N9)のヒト感染例大幅増加(家禽との直接接触は避けてください。)(外務省 海外安全ホームページ)
2017年02月16日
【ポイント】
●発生地域に渡航・滞在する際は、こまめに手を洗う、生きた鳥を扱う市場や家禽飼育場への立入を避けるなど、予防に心がけて下さい。
●中国国内では、2016年12月から鳥インフルエンザA(H7N9)のヒト感染例が増加しており、2017年1月は、対前年同月に比べ約7倍増となる192例のヒト感染(うち死亡は79例)が報告されています。
1.中国、香港及びマカオにおける鳥インフルエンザA(H7N9)のヒト感染症例
(1)1月23日、チャンWHO事務局長は、2016年11月以降、世界の広い地域で家禽・野鳥における高病原性鳥インフルエンザが急速に流行拡大していることに警戒を呼びかけるとともに、中国では、2013年以降鳥インフルエンザA(H7N9)のヒト感染例が1,000例を超え(これらの致死率は38.5%)、直近の例では、限定的なヒト-ヒト感染が生じていることも否定できないとして、世界各国に対し迅速な対応を呼びかけています。
(2)中国の国家衛生・計画生育委員会(NHFPC)が発表した2017年1月のヒト感染例は、対前年同月に比べ約7倍増となる192例(うち死亡79例)です。
2016年の1月以降の中国国内における発生状況は以下のとおりです。
2016年 1月 感染者報告数 28例 うち死亡 5人
2月 感染者報告数 29例 うち死亡 15人
3月 感染者報告数 17例 うち死亡 7人
4月 感染者報告数 11例 うち死亡 7人
(略)
11月 感染者報告数 6例 うち死亡 0人
12月 感染者報告数 106例 うち死亡 20人
2017年 1月 感染者報告数 192例 うち死亡 79人
(3)2016年12月以降、香港で4例(うち死亡1例)、マカオで2例のヒト感染が報告されています。
(4)つきましては、中国、香港及びマカオへの渡航を予定している方又は既に滞在中の方は、在中国日本国大使館及び各総領事館のホームページなどから最新の関連情報を入手し、以下2.を参考に十分な感染予防に努めてください。
2.鳥インフルエンザA(H7N9)について
(1)症状
これまで海外で報告された情報によると、多くの患者に発熱や咳、息切れ等の症状が見られたことに加え、重症の肺炎に発展し、中には死に至るケースが見られました。ただし、この病気の詳細はまだ分かっていません。
(2)感染源
現時点において感染源は不明ですが、鳥インフルエンザにかかった鳥の羽や粉末状になったフンを吸い込んだり、その鳥のフンや内臓に触れてウイルスに汚染された手から鼻へウイルスが入るなど、人の体内に大量のウイルスが入ってしまった場合に、ごくまれに感染すると考えられています。ヒトからヒトへの持続的な感染は確認されていません。
(3)予防
鳥インフルエンザA(H7N9)に対する一般的な予防策は以下のとおりです。
●休息、栄養を十分に取り、体に抵抗力をつける。
●手指等の衛生保持に心掛ける。
●咳やくしゃみの症状がある患者とは、可能な限り濃厚接触を避ける。
●温度の変化と乾燥しすぎに注意する。
●高熱、咳、呼吸困難等の症状が見られた時は、適切なタイミングで専門医の診断を受ける。
また、鳥インフルエンザA(H7N9)の特徴及び上記に追加する具体的予防策は以下のとおりです。
●生きた鳥を扱う市場や家禽飼育場への立入を避ける。
●死んだ鳥や放し飼いの家禽との接触を避ける。
●鳥の排泄物に汚染された物との接触を避ける。
●手洗い、うがいにつとめ、衛生管理を心がける。
●外出する場合には、人混みは出来るだけ避け、人混みではマスクをする等の対策を心がける。
(4)発生地域からの帰国時・帰国後の対応
帰国時に発熱、咳、のどの痛みなどの症状がある場合には、検疫所の健康相談室に申し出てください。また、帰国後10日以内にこれらの症状が出た場合には、速やかに最寄りの医療機関を受診し、発生地域に渡航・滞在していたことを伝えてください。
引用元:外務省 海外安全ホームページ
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcspotinfo_2017C031.html
●発生地域に渡航・滞在する際は、こまめに手を洗う、生きた鳥を扱う市場や家禽飼育場への立入を避けるなど、予防に心がけて下さい。
●中国国内では、2016年12月から鳥インフルエンザA(H7N9)のヒト感染例が増加しており、2017年1月は、対前年同月に比べ約7倍増となる192例のヒト感染(うち死亡は79例)が報告されています。
1.中国、香港及びマカオにおける鳥インフルエンザA(H7N9)のヒト感染症例
(1)1月23日、チャンWHO事務局長は、2016年11月以降、世界の広い地域で家禽・野鳥における高病原性鳥インフルエンザが急速に流行拡大していることに警戒を呼びかけるとともに、中国では、2013年以降鳥インフルエンザA(H7N9)のヒト感染例が1,000例を超え(これらの致死率は38.5%)、直近の例では、限定的なヒト-ヒト感染が生じていることも否定できないとして、世界各国に対し迅速な対応を呼びかけています。
(2)中国の国家衛生・計画生育委員会(NHFPC)が発表した2017年1月のヒト感染例は、対前年同月に比べ約7倍増となる192例(うち死亡79例)です。
2016年の1月以降の中国国内における発生状況は以下のとおりです。
2016年 1月 感染者報告数 28例 うち死亡 5人
2月 感染者報告数 29例 うち死亡 15人
3月 感染者報告数 17例 うち死亡 7人
4月 感染者報告数 11例 うち死亡 7人
(略)
11月 感染者報告数 6例 うち死亡 0人
12月 感染者報告数 106例 うち死亡 20人
2017年 1月 感染者報告数 192例 うち死亡 79人
(3)2016年12月以降、香港で4例(うち死亡1例)、マカオで2例のヒト感染が報告されています。
(4)つきましては、中国、香港及びマカオへの渡航を予定している方又は既に滞在中の方は、在中国日本国大使館及び各総領事館のホームページなどから最新の関連情報を入手し、以下2.を参考に十分な感染予防に努めてください。
2.鳥インフルエンザA(H7N9)について
(1)症状
これまで海外で報告された情報によると、多くの患者に発熱や咳、息切れ等の症状が見られたことに加え、重症の肺炎に発展し、中には死に至るケースが見られました。ただし、この病気の詳細はまだ分かっていません。
(2)感染源
現時点において感染源は不明ですが、鳥インフルエンザにかかった鳥の羽や粉末状になったフンを吸い込んだり、その鳥のフンや内臓に触れてウイルスに汚染された手から鼻へウイルスが入るなど、人の体内に大量のウイルスが入ってしまった場合に、ごくまれに感染すると考えられています。ヒトからヒトへの持続的な感染は確認されていません。
(3)予防
鳥インフルエンザA(H7N9)に対する一般的な予防策は以下のとおりです。
●休息、栄養を十分に取り、体に抵抗力をつける。
●手指等の衛生保持に心掛ける。
●咳やくしゃみの症状がある患者とは、可能な限り濃厚接触を避ける。
●温度の変化と乾燥しすぎに注意する。
●高熱、咳、呼吸困難等の症状が見られた時は、適切なタイミングで専門医の診断を受ける。
また、鳥インフルエンザA(H7N9)の特徴及び上記に追加する具体的予防策は以下のとおりです。
●生きた鳥を扱う市場や家禽飼育場への立入を避ける。
●死んだ鳥や放し飼いの家禽との接触を避ける。
●鳥の排泄物に汚染された物との接触を避ける。
●手洗い、うがいにつとめ、衛生管理を心がける。
●外出する場合には、人混みは出来るだけ避け、人混みではマスクをする等の対策を心がける。
(4)発生地域からの帰国時・帰国後の対応
帰国時に発熱、咳、のどの痛みなどの症状がある場合には、検疫所の健康相談室に申し出てください。また、帰国後10日以内にこれらの症状が出た場合には、速やかに最寄りの医療機関を受診し、発生地域に渡航・滞在していたことを伝えてください。
引用元:外務省 海外安全ホームページ
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcspotinfo_2017C031.html
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