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[NEWS]在タンザニア日本国大使館より偽タクシーによる強盗(邦人被害)(外務省海外旅行登録「たびレジ」)
2017年02月07日
最近、片言の日本語を使うなどして親しげに近づいて車に乗せた上、所持品を強奪、ATMでの現金引き出しを強要するといった邦人被害事例がダルエスサラームで多発しています。
事件の概要は次のとおりで被害は現金や所持品が主だったもので大けがを負う例はみられませんが、少し気をつけるだけで犯罪被害を未然に防ぐことができるはずですので、当地に滞在・渡航する際にはくれぐれも御注意ください。
1 被害事例
【被害事例1(被害者:短期渡航者)】
午前10時頃に宿舎周辺(ダル市内中心部)を散策していたところ、ながしのタクシーに声をかけられて誘われるがままに車両に乗車。移動途中に数人のタンザニア人が乗り込んできて、ナイフで脅された上で現金を要求されたが現金の持ち合わせがなかったため、複数のATMにつれて行かれて所持したクレジットカードの限度額まで現金引き出しを強要された。外傷なし。
【被害事例2(被害者:短期渡航者)】
市内散策中に知り合ったタンザニア人に、翌朝早く長距離バスで国外に旅行する予定であることを話したところ宿舎からバス停まで車で送迎すると言われ、当日迎えに来た車に乗車したところ途中で見知らぬ男二人が乗車してきて邦人は後部座席で挟まれる形となり人気のないところにつれて行かれた。下車させるよう要求したところ暴行(顔面殴打)を受けた上で金品を強奪された。(顔面打撲、複数箇所裂傷)
【被害事例3(被害者:在留邦人(JICA関係者))】
ハイルセラシー通り沿い(ティンガティンガ村付近)を徒歩で移動中、日本語で話しかけてきたタンザニア人が、青年海外協力隊員宿舎の住所や日本人の名前等をあげるなどして親しげに近づいてきた。安価なタクシーがあると紹介されてそれに乗り込むと、話しかけてきた犯人もいっしょに乗り込み、その後、刃物のようなもので脅す素振りを見せた上で顔面を殴打された上、金品を強奪された。またその後、複数のATMにつれて行かれて所持した銀行カードで限度額まで現金引き出しを強要された。解放される際に写真を撮られ、警察に通報した場合には報復するとして口止めを強要された。
2 安全上のアドバイス
◆誘われても車には絶対に乗らないでください!◆
犯人は日本人をはじめとした外国人をターゲットとして「選んで」犯行に及んでいます。誘われるがまま車に乗ってしまっては犯人側の思うツボです。信頼できるタクシー運転手の連絡先を事前に複数確保しておく、信頼できそうな人(ホテルのフロントや顔見知りの店員等)に運転手を紹介してもらうなどして、タクシーを利用する場合には信頼できるタクシー運転手を「こちら側が選ぶ」ようにしてください。
◆日本語で話しかけてくるからといって安心はできません!◆
最近の被害事例では、犯人が日本語で話しかけてきて犯行に及ぶケースが目立っています。街中で知り合った人を短時間で信用することはタンザニアではリスクが高すぎます。また、街中にいる多くのタンザニア人にとって、我々邦人が所持する物品は高価に見えること(犯罪の誘因になり得ること)を認識してください。
◆抵抗した分、被害が大きくなる可能性が高まります!◆
これまでの事例を見るに、犯人の目的は金品です。また、被害者が抵抗すれば、その分だけ犯行が難しくなることから犯人は暴力でもってこれを制圧しようとします。何らかのトラブルに巻き込まれた場合における抵抗の是非は簡単に答えがでるものではありませんが、いずれにせよ被害を最小限に抑えることを最優先に考えてください(生命・身体の安全が何よりも大事です)。
◆不必要に高価な物や高額の現金を持ち歩かないようにしてください!◆
邦人犯罪被害事例が続発しています。御自身がそのような環境にいて、犯罪被害者になる可能性がゼロではないことをあらためて認識してください。また大金を持ち歩かなければならない場合には、犯罪被害に遭遇することをも想定し、徒歩による移動を極力短くする、現金を分散して所持するなどして何らかの対策を講じて被害に遭わない、又は被害を小さくするよう努めてください。
_________________________________
在タンザニア日本国大使館
Plot No.1018 Ali Hassan Mwinyi Rd. Dar es Salaam, Tanzania P.O. Box 2577 Tel +255-(0)22-2115827/9
引用元:外務省海外旅行登録「たびレジ」
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/
事件の概要は次のとおりで被害は現金や所持品が主だったもので大けがを負う例はみられませんが、少し気をつけるだけで犯罪被害を未然に防ぐことができるはずですので、当地に滞在・渡航する際にはくれぐれも御注意ください。
1 被害事例
【被害事例1(被害者:短期渡航者)】
午前10時頃に宿舎周辺(ダル市内中心部)を散策していたところ、ながしのタクシーに声をかけられて誘われるがままに車両に乗車。移動途中に数人のタンザニア人が乗り込んできて、ナイフで脅された上で現金を要求されたが現金の持ち合わせがなかったため、複数のATMにつれて行かれて所持したクレジットカードの限度額まで現金引き出しを強要された。外傷なし。
【被害事例2(被害者:短期渡航者)】
市内散策中に知り合ったタンザニア人に、翌朝早く長距離バスで国外に旅行する予定であることを話したところ宿舎からバス停まで車で送迎すると言われ、当日迎えに来た車に乗車したところ途中で見知らぬ男二人が乗車してきて邦人は後部座席で挟まれる形となり人気のないところにつれて行かれた。下車させるよう要求したところ暴行(顔面殴打)を受けた上で金品を強奪された。(顔面打撲、複数箇所裂傷)
【被害事例3(被害者:在留邦人(JICA関係者))】
ハイルセラシー通り沿い(ティンガティンガ村付近)を徒歩で移動中、日本語で話しかけてきたタンザニア人が、青年海外協力隊員宿舎の住所や日本人の名前等をあげるなどして親しげに近づいてきた。安価なタクシーがあると紹介されてそれに乗り込むと、話しかけてきた犯人もいっしょに乗り込み、その後、刃物のようなもので脅す素振りを見せた上で顔面を殴打された上、金品を強奪された。またその後、複数のATMにつれて行かれて所持した銀行カードで限度額まで現金引き出しを強要された。解放される際に写真を撮られ、警察に通報した場合には報復するとして口止めを強要された。
2 安全上のアドバイス
◆誘われても車には絶対に乗らないでください!◆
犯人は日本人をはじめとした外国人をターゲットとして「選んで」犯行に及んでいます。誘われるがまま車に乗ってしまっては犯人側の思うツボです。信頼できるタクシー運転手の連絡先を事前に複数確保しておく、信頼できそうな人(ホテルのフロントや顔見知りの店員等)に運転手を紹介してもらうなどして、タクシーを利用する場合には信頼できるタクシー運転手を「こちら側が選ぶ」ようにしてください。
◆日本語で話しかけてくるからといって安心はできません!◆
最近の被害事例では、犯人が日本語で話しかけてきて犯行に及ぶケースが目立っています。街中で知り合った人を短時間で信用することはタンザニアではリスクが高すぎます。また、街中にいる多くのタンザニア人にとって、我々邦人が所持する物品は高価に見えること(犯罪の誘因になり得ること)を認識してください。
◆抵抗した分、被害が大きくなる可能性が高まります!◆
これまでの事例を見るに、犯人の目的は金品です。また、被害者が抵抗すれば、その分だけ犯行が難しくなることから犯人は暴力でもってこれを制圧しようとします。何らかのトラブルに巻き込まれた場合における抵抗の是非は簡単に答えがでるものではありませんが、いずれにせよ被害を最小限に抑えることを最優先に考えてください(生命・身体の安全が何よりも大事です)。
◆不必要に高価な物や高額の現金を持ち歩かないようにしてください!◆
邦人犯罪被害事例が続発しています。御自身がそのような環境にいて、犯罪被害者になる可能性がゼロではないことをあらためて認識してください。また大金を持ち歩かなければならない場合には、犯罪被害に遭遇することをも想定し、徒歩による移動を極力短くする、現金を分散して所持するなどして何らかの対策を講じて被害に遭わない、又は被害を小さくするよう努めてください。
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在タンザニア日本国大使館
Plot No.1018 Ali Hassan Mwinyi Rd. Dar es Salaam, Tanzania P.O. Box 2577 Tel +255-(0)22-2115827/9
引用元:外務省海外旅行登録「たびレジ」
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/
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