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[NEWS]在モロッコ大使館からの注意喚起(テロ・犯罪報道)(外務省海外旅行登録「たびレジ」)
2017年02月01日
最近のモロッコにおけるテロ及び一般犯罪に関連する報道をお知らせいたします。
モロッコにお住まいの皆様及び旅行者の皆様へ
在モロッコ日本国大使館
1 窃盗集団の逮捕(フェズ,エル・ジャディーダ及びブニ・ドラール)(1月20日)
(1)20日,内務省の声明によれば,国家安全総局(DGSN)は中央司法捜査局(BCIJ)と連携し,ISILを支持するリーダーが率いる7名からなる窃盗集団を逮捕しました。
(2)同声明によれば,他人の財産の盗難や強奪を専門とするこの窃盗集団に前科者が所属しており,フェズ,エル・ジャディーダ及びブニ・ドラール(ウジュダ近郊)で活動していました。この捜査により,この窃盗集団のISIL支持者のリーダーを逮捕するとともに,同者の3人の息子及び妻がいるシリア・イラク地域のISILに参加する計画を頓挫させました。また,同者は犯罪行為で得た資金を渡航費用に充てようとしていました。
(3)また,同声明によれば,19日にこの犯罪集団がスバア・アユン(Sbaa Ayoun:メクネス近郊)近郊で家畜の群れを窃盗した後,捜査が開始され,同者らが盗難物品を隠匿していたフェズの隠れ家を捜索した際,刃物,自動車1台,犯罪行為に使用される疑わしい装備品及び物体が押収されました。
2 当地独大使襲撃事件(サレ・ケニトラ間の海岸)(1月22日)
(1)22日午後,ヴェンツェル当地独大使がサレ・ケニトラ間の海岸をいつものように散策中,襲撃に遭いました。
(2)当地独大次席は当地ニュースサイトのインタビューに対し,「5名からなる犯罪集団がヴェンツェル大使に近寄った。それはあっという間のことだった。彼らは財布と携帯電話のみを目的としていたため,幸い実際の攻撃はなかった」と述べました。
(3)ヴェンツェル大使が彼らに抵抗すること無く所持品を渡すと,逃走しました。彼らの逃走直後,同大使が警察を呼んだ結果,警察は捜査を開始し,犯罪集団はサレ近郊のシディ・タイビで逮捕されました。
3 7名からなるテロ細胞の解体(エル・ジャディーダ,サレ,エル・ガラ,ブラアワンヌ及びマアタッラー)(1月27日)
(1)27日,内務省の声明によれば, BCIJは,ハイ・アッサファ(エルジャディーダ市内),サレ(ラバト近隣),エル・ガラ(セタット近郊),ブラアワンヌ(エル・ジャディーダ郡)及びマアタッラー(タザ郡)で活動していたテロ細胞を解体し7名を逮捕,ISILの危険なテロ計画を阻止しました。
(2)同声明によれば,今回のオペレーションはモロッコの安定及び安全を標的としたテロの脅威に対する警戒監視の枠組みの中で行われ,エル・ジャディーダのこのテロ細胞の中枢によって整備された隠れ家を発見しました。この細胞は,イラク・シリア及びリビアで活動するISIL指導者に扇動され,モロッコを狙ったテロ計画を準備していました。
(3)また,このオペレーションにより,夜間赤外照準器付短銃1丁と拳銃7丁を含む火器,大量の弾薬,大型ナイフ4本,通信機器2台,戦闘用迷彩ズボン数本,伸縮式の棒数本,化学装備品及び物質,爆発物の製造に使用され得る液体,自爆ベルトを備えたベストが押収されました。
(4)また,内務省声明によれば,このテロ細胞のメンバーはより多くの若者のリクルートを計画するとともに,モロッコの安定を侵害し,国民に恐怖を拡散するために,最大限の犠牲者が発生するような破壊的なオペレーションをそれらの者に実行させることを計画していました。
(5)このオペレーションに関し,一部メディアはエル・ジャディーダにおける治安部隊とテロ細胞の銃撃戦を報じていましたが,内務相声明によれば,これは突入の際の威嚇射撃であったとのことです。
(6)また,AFPは,エル・ジャディーダのこの隠れ家には昨年11月頃から1名の未成年者を含む3名の者が住みついており,目立たない生活をし,隣人付き合いもあまりなく,過激主義の兆候を見せていなかったと報じています。
4 ついては,モロッコに渡航・滞在を予定される方は,上記の内容に十分留意し,モロッコ各地のいかなる場所においてもテロの脅威や不測の事態に巻き込まれる可能性があることを念頭に置き,最新の関連情報の入手に努めるなど細心の注意を払うようにしてください。特に,テロの標的となりやすい場所(政府・軍・警察関係施設,モスクや教会等の宗教関連施設,公共交通機関,観光施設,ショッピングセンターや市場など不特定多数が集まる場所)は可能な限り避け,訪れる際には,周囲の状況に注意を払い,不審な人物や状況を察知したら,速やかにその場を離れるなど安全確保に十分注意してください。
5 海外渡航前には万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。3か月以上滞在する方は,緊急事態に備え必ず在留届を提出してください。
(http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/todoke/zairyu/index.html )
また,3か月未満の旅行や出張などの際には,海外滞在中も安全に関する情報を随時受けとれるよう,「たびレジ」に登録してください。
(詳細はhttps://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/# 参照)
6 テロに関しては以下もご参照下さい。
(1)パンフレット「海外へ進出する日本人・企業のための爆弾テロ対策Q&A」
(2)パンフレット「海外旅行のテロ・誘拐対策」
(パンフレットは,http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph.html に掲載)
引用元:外務省海外旅行登録「たびレジ」
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/
モロッコにお住まいの皆様及び旅行者の皆様へ
在モロッコ日本国大使館
1 窃盗集団の逮捕(フェズ,エル・ジャディーダ及びブニ・ドラール)(1月20日)
(1)20日,内務省の声明によれば,国家安全総局(DGSN)は中央司法捜査局(BCIJ)と連携し,ISILを支持するリーダーが率いる7名からなる窃盗集団を逮捕しました。
(2)同声明によれば,他人の財産の盗難や強奪を専門とするこの窃盗集団に前科者が所属しており,フェズ,エル・ジャディーダ及びブニ・ドラール(ウジュダ近郊)で活動していました。この捜査により,この窃盗集団のISIL支持者のリーダーを逮捕するとともに,同者の3人の息子及び妻がいるシリア・イラク地域のISILに参加する計画を頓挫させました。また,同者は犯罪行為で得た資金を渡航費用に充てようとしていました。
(3)また,同声明によれば,19日にこの犯罪集団がスバア・アユン(Sbaa Ayoun:メクネス近郊)近郊で家畜の群れを窃盗した後,捜査が開始され,同者らが盗難物品を隠匿していたフェズの隠れ家を捜索した際,刃物,自動車1台,犯罪行為に使用される疑わしい装備品及び物体が押収されました。
2 当地独大使襲撃事件(サレ・ケニトラ間の海岸)(1月22日)
(1)22日午後,ヴェンツェル当地独大使がサレ・ケニトラ間の海岸をいつものように散策中,襲撃に遭いました。
(2)当地独大次席は当地ニュースサイトのインタビューに対し,「5名からなる犯罪集団がヴェンツェル大使に近寄った。それはあっという間のことだった。彼らは財布と携帯電話のみを目的としていたため,幸い実際の攻撃はなかった」と述べました。
(3)ヴェンツェル大使が彼らに抵抗すること無く所持品を渡すと,逃走しました。彼らの逃走直後,同大使が警察を呼んだ結果,警察は捜査を開始し,犯罪集団はサレ近郊のシディ・タイビで逮捕されました。
3 7名からなるテロ細胞の解体(エル・ジャディーダ,サレ,エル・ガラ,ブラアワンヌ及びマアタッラー)(1月27日)
(1)27日,内務省の声明によれば, BCIJは,ハイ・アッサファ(エルジャディーダ市内),サレ(ラバト近隣),エル・ガラ(セタット近郊),ブラアワンヌ(エル・ジャディーダ郡)及びマアタッラー(タザ郡)で活動していたテロ細胞を解体し7名を逮捕,ISILの危険なテロ計画を阻止しました。
(2)同声明によれば,今回のオペレーションはモロッコの安定及び安全を標的としたテロの脅威に対する警戒監視の枠組みの中で行われ,エル・ジャディーダのこのテロ細胞の中枢によって整備された隠れ家を発見しました。この細胞は,イラク・シリア及びリビアで活動するISIL指導者に扇動され,モロッコを狙ったテロ計画を準備していました。
(3)また,このオペレーションにより,夜間赤外照準器付短銃1丁と拳銃7丁を含む火器,大量の弾薬,大型ナイフ4本,通信機器2台,戦闘用迷彩ズボン数本,伸縮式の棒数本,化学装備品及び物質,爆発物の製造に使用され得る液体,自爆ベルトを備えたベストが押収されました。
(4)また,内務省声明によれば,このテロ細胞のメンバーはより多くの若者のリクルートを計画するとともに,モロッコの安定を侵害し,国民に恐怖を拡散するために,最大限の犠牲者が発生するような破壊的なオペレーションをそれらの者に実行させることを計画していました。
(5)このオペレーションに関し,一部メディアはエル・ジャディーダにおける治安部隊とテロ細胞の銃撃戦を報じていましたが,内務相声明によれば,これは突入の際の威嚇射撃であったとのことです。
(6)また,AFPは,エル・ジャディーダのこの隠れ家には昨年11月頃から1名の未成年者を含む3名の者が住みついており,目立たない生活をし,隣人付き合いもあまりなく,過激主義の兆候を見せていなかったと報じています。
4 ついては,モロッコに渡航・滞在を予定される方は,上記の内容に十分留意し,モロッコ各地のいかなる場所においてもテロの脅威や不測の事態に巻き込まれる可能性があることを念頭に置き,最新の関連情報の入手に努めるなど細心の注意を払うようにしてください。特に,テロの標的となりやすい場所(政府・軍・警察関係施設,モスクや教会等の宗教関連施設,公共交通機関,観光施設,ショッピングセンターや市場など不特定多数が集まる場所)は可能な限り避け,訪れる際には,周囲の状況に注意を払い,不審な人物や状況を察知したら,速やかにその場を離れるなど安全確保に十分注意してください。
5 海外渡航前には万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。3か月以上滞在する方は,緊急事態に備え必ず在留届を提出してください。
(http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/todoke/zairyu/index.html )
また,3か月未満の旅行や出張などの際には,海外滞在中も安全に関する情報を随時受けとれるよう,「たびレジ」に登録してください。
(詳細はhttps://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/# 参照)
6 テロに関しては以下もご参照下さい。
(1)パンフレット「海外へ進出する日本人・企業のための爆弾テロ対策Q&A」
(2)パンフレット「海外旅行のテロ・誘拐対策」
(パンフレットは,http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph.html に掲載)
引用元:外務省海外旅行登録「たびレジ」
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/
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