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[NEWS]コンゴ民主共和国:大統領任期満了に伴う注意喚起(外務省 海外安全ホームページ)
2017年01月16日
【ポイント】
●カビラ大統領の憲法上の任期満了日である昨年12月19日を過ぎて大統領職に留まったことに対する抗議行動が発生し,21日の国家警察の発表では22名が死亡する事態となりました。その後,昨年12月31日には,与野党間で,2017年末までに大統領選挙を実施する等の新たな合意が署名され,政治的緊張は一時的に緩和されました。
●この新たな合意が着実に実施されることが必要であり,加えて,経済状況の悪化等から,治安情勢は流動的です。不測の事態が発生する可能性は依然として排除されないため,引き続き十分な警戒や注意が必要です。
(内容)
1 コンゴ民主共和国では,2016年12月19日にカビラ大統領の2期目の憲法上の任期が満了したものの,同大統領は「大統領選挙が行われない限り現職大統領が職務を執る」との同国憲法第70条の規定に基づき,引き続き大統領職に留まりました。これに対し,キンシャサ市内をはじめ国内主要都市で抗議行動が発生し,21日の国家警察の発表では22名の死亡者が発生する事態となりました。
その後,昨年12月31日に,対立を続けていた与野党間で,コンゴ・ カトリック司教会議(CENCO)の調停の下,野党プラットフォーム「Rassemblement」をはじめとする主要野党と,与党の大統領多数派(MP)との間で新たな政治合意が署名され,2017年末までに大統領選挙を実施する,カビラ大統領の3選を可能にする憲法の改正は行わない等の点について合意がなされ,政治的緊張は一時的に緩和されました。
2 昨年12月31日の合意が着実に実施されることが必要であり,また,与野党間での大統領選挙を巡る駆け引きや,コンゴ民主共和国の経済状況の悪化等の要素があることから,治安情勢は流動的であり,不測の事態の発生は依然として排除されません。
3 つきましては,コンゴ民主共和国への不要不急の渡航や滞在は控えてください。また,渡航・滞在を予定している方は,以下の点に留意しつつ,最新の治安情報の入手に努め,自らの安全確保に遺漏無きよう,十分ご留意ください。
(1)不測の事態に備え,最低1週間分以上の食料,水,燃料などを備蓄しておく。
(2)不要不急の外出は控える。特に,集会やデモ活動,治安機関が集結している場所には近づかない。
(3)トラブルを回避するためにも,今回の大統領の任期やコンゴ民主共和国の政治に関して不用意な言動・議論は慎む。
(4)連絡先(氏名,連絡先,滞在予定日程)を在コンゴ民主共和国日本大使館まで至急連絡の上,常に大使館と連絡が取れる状態を確保する。
4 なお,コンゴ民主共和国については,別途危険情報( http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pchazardspecificinfo.asp?id=103&infocode=2016T109#ad-image-0 )が発出されていますので,併せて留意してください。
☆詳細については,下記の内容をよくお読みください。
続きを読む
引用元:外務省 海外安全ホームページ
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcspotinfo_2017C009.html
●カビラ大統領の憲法上の任期満了日である昨年12月19日を過ぎて大統領職に留まったことに対する抗議行動が発生し,21日の国家警察の発表では22名が死亡する事態となりました。その後,昨年12月31日には,与野党間で,2017年末までに大統領選挙を実施する等の新たな合意が署名され,政治的緊張は一時的に緩和されました。
●この新たな合意が着実に実施されることが必要であり,加えて,経済状況の悪化等から,治安情勢は流動的です。不測の事態が発生する可能性は依然として排除されないため,引き続き十分な警戒や注意が必要です。
(内容)
1 コンゴ民主共和国では,2016年12月19日にカビラ大統領の2期目の憲法上の任期が満了したものの,同大統領は「大統領選挙が行われない限り現職大統領が職務を執る」との同国憲法第70条の規定に基づき,引き続き大統領職に留まりました。これに対し,キンシャサ市内をはじめ国内主要都市で抗議行動が発生し,21日の国家警察の発表では22名の死亡者が発生する事態となりました。
その後,昨年12月31日に,対立を続けていた与野党間で,コンゴ・ カトリック司教会議(CENCO)の調停の下,野党プラットフォーム「Rassemblement」をはじめとする主要野党と,与党の大統領多数派(MP)との間で新たな政治合意が署名され,2017年末までに大統領選挙を実施する,カビラ大統領の3選を可能にする憲法の改正は行わない等の点について合意がなされ,政治的緊張は一時的に緩和されました。
2 昨年12月31日の合意が着実に実施されることが必要であり,また,与野党間での大統領選挙を巡る駆け引きや,コンゴ民主共和国の経済状況の悪化等の要素があることから,治安情勢は流動的であり,不測の事態の発生は依然として排除されません。
3 つきましては,コンゴ民主共和国への不要不急の渡航や滞在は控えてください。また,渡航・滞在を予定している方は,以下の点に留意しつつ,最新の治安情報の入手に努め,自らの安全確保に遺漏無きよう,十分ご留意ください。
(1)不測の事態に備え,最低1週間分以上の食料,水,燃料などを備蓄しておく。
(2)不要不急の外出は控える。特に,集会やデモ活動,治安機関が集結している場所には近づかない。
(3)トラブルを回避するためにも,今回の大統領の任期やコンゴ民主共和国の政治に関して不用意な言動・議論は慎む。
(4)連絡先(氏名,連絡先,滞在予定日程)を在コンゴ民主共和国日本大使館まで至急連絡の上,常に大使館と連絡が取れる状態を確保する。
4 なお,コンゴ民主共和国については,別途危険情報( http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pchazardspecificinfo.asp?id=103&infocode=2016T109#ad-image-0 )が発出されていますので,併せて留意してください。
☆詳細については,下記の内容をよくお読みください。
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引用元:外務省 海外安全ホームページ
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcspotinfo_2017C009.html
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