[NEWS]在セントルシア大使館からの注意喚起（外務省海外旅行登録「たびレジ」）

セントルシアにおけるひったくり被害の発生

当館管轄国にお住まいの皆様及び旅行者の皆様へ
在セントルシア日本国大使館※

　１２月１日（木）、セントルシアのロドニーベイにおいて当地在住の日本人女性が、ひったくり被害に遭いました。
　当地はホテルやレストランが建ち並ぶ、観光客向けの場所であり、また被害現場は警察署のほぼ隣という位置関係でした。
　被害者は午後９時３０分頃レストランを出て、知人１人と一緒に通りに繋がる空地の様な場所を歩いていたところで、１人の男から”Give me your bag.”と言われた直後に肩にかけていたハンドバッグを犯人にひったくられ、転倒しました。そして、さらにその男は倒れている被害者に向かって凶器のような物を見せつけ、何か言った後、徒歩で逃走しました。
　ハンドバッグ並びにその中にあった現金、クレジットカード、携帯電話及び鍵などが主な被害品であり、また犯人の特徴は身長が１８０センチから１８５センチぐらい、やせ形で身なりはきちんとしていた（黒色ポロシャツ、長ズボン、ベルト着用、ポロシャツのボタンも全て留めていた。）ということです。

１　本件は犯人が凶器を持っており、被害者らが後を追ってこないように脅していると考えられることなどから強盗事件であると言えます。平素は犯罪がおこらないと思われている場所であっても、犯人は場当たり的な犯行に及ぶ、または計画的に不審者に思われないよう身なりを整え、辺りを物色し、その場に潜んでいた可能性もあります。
２　周囲の状況などから、警戒するのは難しいケースであったと思われますが、ハンドバッグなどはひったくり犯人から狙われやすいことから、特に夜間、屋外での使用には注意が必要です。
３　また、犯人は一見単独に見えても、近くに仲間がいて、さらに凶器を使用する可能性が高いと考えてください。ひったくりや強盗被害に遭った場合、犯人の後を追ったり、抵抗したりせず、生命の安全を第一に考えた行動をとっていただくようお願いします。

引用元：外務省海外旅行登録「たびレジ」
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/