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[NEWS]在ガボン大使館より赤道ギニア安全データ改訂のご連絡(外務省海外旅行登録「たびレジ」)
2016年12月02日
赤道ギニアにお住まいの皆様及び旅行者の皆様へ
在ガボン日本国大使館(赤道ギニアを兼轄)
先般,外務省海外安全ホームページ上の赤道ギニア危険情報の改訂についてお伝えいたしましたところ,11月30日,さらに,同ホームページ上の「赤道ギニア安全対策基礎データ」についても下記の通り改訂いたしました。(http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure.asp?id=276)
危険情報の安全対策カテゴリーについては「レベル1:十分注意して下さい」のまま、変更はありませんが,安全対策基礎データの掲載内容の一部を改訂しておりますので,再度ご確認いただきますようお願い申し上げます。
<安全対策基礎データ>
赤道ギニア
●犯罪発生状況,防犯対策
1 赤道ギニアでは,街頭の各所に治安当局者が配置されており,治安は比較的安定していますが,ひったくりや強盗事件が報告されています。
2 日本とは異なる治安状況を認識し,自覚ある行動を心掛ける等,犯罪に遭遇するリスクを最小限にする努力が極めて重要となります。主な安全対策は以下のとおりです。
(1)外出の際には周囲の状況に十分に気をつけ,昼間であっても裏通りを通行することは避けてください。また,夜間は近場でも車両での移動を心がけ,酒場等の不特定多数が集まる場所への立ち寄りは控えてください。
(2)多額の現金や貴重品は持ち歩かず,スマートフォンを手に持ったまま歩いたり,目立つ装飾品を身につけての外出は控えてください。また,バッグ類を持ち歩く場合は,ひったくりに十分注意してください。
(3)自動車に乗車中はドアを必ずロックし,窓は開けないようにしてください。
(4)万一犯罪に遭遇した場合には,生命の安全を第一に考えることが重要です。犯人が凶器や銃器を所持している場合もありますので,絶対に抵抗しないようにしてください。
(5)首都マラボをはじめ各地でのホテル確保が困難な場合がありますが,事件に巻き込まれる可能性がありますので,野宿等は絶対に避けてください。
(6)タクシーは相乗りが一般的ですが,同乗者から金品を要求されたり,所持品を窃取される恐れがあるので,信頼できるタクシーかレンタカーの利用をお勧めします。
3 これまでに,赤道ギニアにおいて日本人・日本権益を直接標的としたテロ事件は確認されていませんが,近年,シリア,チュニジア及びバングラデシュにおいて日本人が殺害されたテロ事件や,パリ,ブリュッセル,イスタンブール,ジャカルタ等でもテロ事件が発生しています。このように,世界の様々な地域でイスラム過激派組織によるテロがみられるほか,これらの主張に影響を受けた者による一匹狼(ローンウルフ)型等のテロも発生しており,日本人・日本権益が標的となり,テロを含む様々な事件の被害に遭うおそれもあります。このような情勢を十分に認識して,誘拐,脅迫,テロ等に遭わないよう,また,巻き込まれることがないよう,海外安全情報及び報道等により最新の治安・テロ情勢等の関連情報の入手に努め,日頃から危機管理意識を持つとともに,状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。
●査証,出入国審査等
(手続きや規則に関する最新の情報については,各国所在の赤道ギニア大使館等にお問い合わせください。)
1 赤道ギニアへの入国時には,旅券,査証,黄熱予防接種証明書(イエローカード),入国カード,出国用航空券が必要となります。また,このほか入国管理官による指紋(両手示指)の採取,顔写真の撮影が行われます。空港の入国審査では,係官から滞在日程,宿泊先などについて詳細に聴取されますので,予定について予め正確に記録しておくことをお勧めします。
2 査証は渡航目的にかかわらず必要ですので,事前に渡航目的に応じた査証を取得しておくことが必要です。日本には赤道ギニアの大使館がないため(中国常駐の赤道ギニア大使館が日本を兼轄),海外の同国大使館において査証を取得する必要があります。同国大使館のある主な国は,スペイン,フランス,中国,ガボン等です。査証申請には,次の書類等を提出する必要があります。
(1)旅券,同コピー
(2)黄熱予防接種証明書(イエローカード),同コピー
(3)写真2葉
(4)ホテルの予約証明書等,滞在先を証明する書類
(5)査証料:発給日数等によって査証料が異なるため赤道ギニア大使館に確認してください。
査証には入国期限(「発給日から60日以内」等)が付されている場合があります。その場合,期限内に入国しないと査証は無効となりますので,注意してください。
なお,在ガボン赤道ギニア大使館で査証発給申請を行う際は,旅券添え状(領事レター)の提出が求められますので,在ガボン日本大使館へお立ち寄りください。発行手数料は無料です。
また,在ガボン赤道ギニア大使館は査証発給手数料を公開しておらず,その都度,料金が変わることに注意する必要があります(1例として,2016年に邦人旅行者がガボンで赤道ギニアの短期滞在査証を申請した際,800USドルを請求された例がありました。)。このため,査証発給申請にあたっては,申請先の赤道ギニア大使館に事前に連絡をとり,詳細をよく確認しておくことをお勧めします(査証発給手数料の金額は,各国政府が独自の権限により決定するものであり,日本大使館が値引き交渉のお手伝いをすることはできません。)
3 出国時には,旅券,搭乗券が必要です。
4 入国(出国)時には,全ての荷物について検査されます。空港係官は英語をほとんど解しないので,ある程度のスペイン語もしくは仏語ができないと円滑な審査の支障となることがあります。
●滞在時の留意事項
1 赤道ギニア国内には,日本の大使館・総領事館はありません。滞在中にトラブル等が発生した場合,兼轄している在ガボン日本国大使館に連絡してください。
2 空港,軍事施設,大統領府,大統領私邸等の周辺での写真撮影は禁止されています。これらの場所では,カメラ,ビデオを所持しているだけで,トラブルになるおそれがありますので十分に気をつけてください。また,現地の人を撮影する場合は,相手の同意を得ることが必要です。不特定多数の人々が集まる市場等での撮影は,もめごとの原因となるので避けた方が無難です。
3 滞在中は,旅券や滞在許可証等を常時携行する義務があり,所持していないと検問時にトラブルになるおそれがありますので留意してください。
4 赤道ギニアでは,航空便の運航スケジュールが不安定であり,しばしば,出発の遅延などが発生します。また整備の行き届いていない航空機も運航されています。同国に赴く際,航空会社の利用・選定に当たっては,安全性に関して事前に情報収集を行う等十分注意してください。
5 赤道ギニアでは,首都マラボ(ビオコ島内)でも平素からインターネットの一部が統制されており,SNSを使用することはできません。国内有事の際は,情勢により国内のインターネット全てを遮断する可能性があります。また,同国の経済都市バタを始め,大陸部の地方都市への陸路による旅行については,通信や電力事情が劣悪であり,事件・事故に巻き込まれた際の緊急連絡が困難になる可能性がありますのでお勧めできません。また,報道についても,政府により大きく統制されており,特に国内有事の際等に,情報がなかなか得られないおそれがあります。
6 在留届
現地に3か月以上滞在される方は,緊急時の連絡などに必要ですので,到着後遅滞なく在ガボン日本国大使館に「在留届」を提出してください。また,住所その他届出事項に変更が生じたとき,又は日本への帰国や他国に転居する(一時的な旅行を除く)際には,必ずその旨を届け出てください。在留届の届出は,在留届電子届出システム(ORRネット,https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet )による登録をお勧めしますが,郵送,ファックスによっても行うことができますので,在ガボン日本国大使館まで送付してください。
7 「たびレジ」
在留届の提出義務のない3か月未満の短期渡航者の方(海外旅行者・出張者を含む)は,外務省海外旅行登録「たびレジ」への登録をお願いします(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/ )。「たびレジ」に渡航期間・滞在先・連絡先等を登録すると,滞在先の最新の安全情報がメールで届き,緊急時には在外公館からの連絡を受けることができます。安全情報の受け取り先として,家族・同僚等のメールアドレスも追加登録できますので,併せてご活用ください。
●風俗,習慣,健康等
1 赤道ギニアは黄熱に感染するおそれのある地域です。事前に黄熱の予防接種を受け,熱予防接種証明書(イエローカード)を取得の上,携行してください(入国審査時にも必要です)。なお,黄熱の予防接種は接種後10日目から有効となりますので,赤道ギニア入国の10日以上前までに接種するようにしてください。
2 赤道ギニアはマラリア(主に熱帯熱マラリア)に感染するおそれのある地域です。熱帯熱マラリアは発症すると進行が早いことが多く,適切な治療が遅れれば死亡する場合もあるので注意が必要です。肌の露出を避け,防蚊剤を使用する等,防蚊対策を十分に行ってください。2週間以上流行地に滞在し,野外作業に従事する場合は,抗マラリア薬の予防内服が望ましいとされますが,必ず事前に専門医に相談してください。また,急な発熱や頭痛などの症状が現れたらマラリアを疑い,早急に医療機関を受診し,血液検査を受けるなど適切に対処してください。
3 降雨など気象条件の変化等により,各種感染症の発生・流行が懸念されます。生活環境全般における衛生管理の徹底を図るとともに,A型・B型肝炎,破傷風,黄熱,腸チフス,狂犬病などの各種予防接種をお勧めします。
4 腸チフスや感染症胃腸炎などは,経口感染するため,水や食器等衛生管理が行きとどいた施設(ホテル・レストラン)を利用してください。飲料水は市販のミネラルウォーター等を利用するなど十分注意してください。
5 近年の世界保健機関(WHO)の発表では,赤道ギニアは「もはやポリオウイルスの発生はないが,引き続き国際的な感染拡大を受けやすく,ワクチン由来ポリオウイルスの出現と伝播が起こりやすい国」の一つに挙げられています。このため,同国への渡航を予定されている方は,ポリオの予防接種についてご検討ください。
また,滞在中,以下のような感染予防対策を心がけ,ポリオ感染が疑われる場合には,直ちに医師の診察を受けてください(ポリオの危険性・症状・特徴ほか,詳細については,外務省海外安全ホームページの海外安全情報(感染症広域情報:ポリオ発生国に渡航する際は,追加の予防接種を検討してください。(その3))(http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2016C281.html )をご確認ください。)
ア こまめに石けんと水で手洗いし,特に飲食の前,トイレの後は念入りに手洗いを励行する。
イ 野菜や果物は安全な水で洗い,食物は十分加熱してから食べる。
ウ 乳製品は殺菌処理されたもののみ飲食する。
エ 飲料水や調理用の水はミネラルウォーターを使用する。水道水を利用する場合は,一度十分に沸騰させた後使用する。安全な水から作ったと確認できる氷以外は使用しない。
6 マラボ及びバタには比較的医療設備の整った病院がありますが,重症の場合はヨーロッパ等で治療を受けることを考えなくてはなりません。この際の移送費用は高額となりますので,渡航前に移送サービスを含む十分な補償内容の海外旅行保険への加入をお勧めします。
引用元:外務省海外旅行登録「たびレジ」
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/
在ガボン日本国大使館(赤道ギニアを兼轄)
先般,外務省海外安全ホームページ上の赤道ギニア危険情報の改訂についてお伝えいたしましたところ,11月30日,さらに,同ホームページ上の「赤道ギニア安全対策基礎データ」についても下記の通り改訂いたしました。(http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure.asp?id=276)
危険情報の安全対策カテゴリーについては「レベル1:十分注意して下さい」のまま、変更はありませんが,安全対策基礎データの掲載内容の一部を改訂しておりますので,再度ご確認いただきますようお願い申し上げます。
<安全対策基礎データ>
赤道ギニア
●犯罪発生状況,防犯対策
1 赤道ギニアでは,街頭の各所に治安当局者が配置されており,治安は比較的安定していますが,ひったくりや強盗事件が報告されています。
2 日本とは異なる治安状況を認識し,自覚ある行動を心掛ける等,犯罪に遭遇するリスクを最小限にする努力が極めて重要となります。主な安全対策は以下のとおりです。
(1)外出の際には周囲の状況に十分に気をつけ,昼間であっても裏通りを通行することは避けてください。また,夜間は近場でも車両での移動を心がけ,酒場等の不特定多数が集まる場所への立ち寄りは控えてください。
(2)多額の現金や貴重品は持ち歩かず,スマートフォンを手に持ったまま歩いたり,目立つ装飾品を身につけての外出は控えてください。また,バッグ類を持ち歩く場合は,ひったくりに十分注意してください。
(3)自動車に乗車中はドアを必ずロックし,窓は開けないようにしてください。
(4)万一犯罪に遭遇した場合には,生命の安全を第一に考えることが重要です。犯人が凶器や銃器を所持している場合もありますので,絶対に抵抗しないようにしてください。
(5)首都マラボをはじめ各地でのホテル確保が困難な場合がありますが,事件に巻き込まれる可能性がありますので,野宿等は絶対に避けてください。
(6)タクシーは相乗りが一般的ですが,同乗者から金品を要求されたり,所持品を窃取される恐れがあるので,信頼できるタクシーかレンタカーの利用をお勧めします。
3 これまでに,赤道ギニアにおいて日本人・日本権益を直接標的としたテロ事件は確認されていませんが,近年,シリア,チュニジア及びバングラデシュにおいて日本人が殺害されたテロ事件や,パリ,ブリュッセル,イスタンブール,ジャカルタ等でもテロ事件が発生しています。このように,世界の様々な地域でイスラム過激派組織によるテロがみられるほか,これらの主張に影響を受けた者による一匹狼(ローンウルフ)型等のテロも発生しており,日本人・日本権益が標的となり,テロを含む様々な事件の被害に遭うおそれもあります。このような情勢を十分に認識して,誘拐,脅迫,テロ等に遭わないよう,また,巻き込まれることがないよう,海外安全情報及び報道等により最新の治安・テロ情勢等の関連情報の入手に努め,日頃から危機管理意識を持つとともに,状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。
●査証,出入国審査等
(手続きや規則に関する最新の情報については,各国所在の赤道ギニア大使館等にお問い合わせください。)
1 赤道ギニアへの入国時には,旅券,査証,黄熱予防接種証明書(イエローカード),入国カード,出国用航空券が必要となります。また,このほか入国管理官による指紋(両手示指)の採取,顔写真の撮影が行われます。空港の入国審査では,係官から滞在日程,宿泊先などについて詳細に聴取されますので,予定について予め正確に記録しておくことをお勧めします。
2 査証は渡航目的にかかわらず必要ですので,事前に渡航目的に応じた査証を取得しておくことが必要です。日本には赤道ギニアの大使館がないため(中国常駐の赤道ギニア大使館が日本を兼轄),海外の同国大使館において査証を取得する必要があります。同国大使館のある主な国は,スペイン,フランス,中国,ガボン等です。査証申請には,次の書類等を提出する必要があります。
(1)旅券,同コピー
(2)黄熱予防接種証明書(イエローカード),同コピー
(3)写真2葉
(4)ホテルの予約証明書等,滞在先を証明する書類
(5)査証料:発給日数等によって査証料が異なるため赤道ギニア大使館に確認してください。
査証には入国期限(「発給日から60日以内」等)が付されている場合があります。その場合,期限内に入国しないと査証は無効となりますので,注意してください。
なお,在ガボン赤道ギニア大使館で査証発給申請を行う際は,旅券添え状(領事レター)の提出が求められますので,在ガボン日本大使館へお立ち寄りください。発行手数料は無料です。
また,在ガボン赤道ギニア大使館は査証発給手数料を公開しておらず,その都度,料金が変わることに注意する必要があります(1例として,2016年に邦人旅行者がガボンで赤道ギニアの短期滞在査証を申請した際,800USドルを請求された例がありました。)。このため,査証発給申請にあたっては,申請先の赤道ギニア大使館に事前に連絡をとり,詳細をよく確認しておくことをお勧めします(査証発給手数料の金額は,各国政府が独自の権限により決定するものであり,日本大使館が値引き交渉のお手伝いをすることはできません。)
3 出国時には,旅券,搭乗券が必要です。
4 入国(出国)時には,全ての荷物について検査されます。空港係官は英語をほとんど解しないので,ある程度のスペイン語もしくは仏語ができないと円滑な審査の支障となることがあります。
●滞在時の留意事項
1 赤道ギニア国内には,日本の大使館・総領事館はありません。滞在中にトラブル等が発生した場合,兼轄している在ガボン日本国大使館に連絡してください。
2 空港,軍事施設,大統領府,大統領私邸等の周辺での写真撮影は禁止されています。これらの場所では,カメラ,ビデオを所持しているだけで,トラブルになるおそれがありますので十分に気をつけてください。また,現地の人を撮影する場合は,相手の同意を得ることが必要です。不特定多数の人々が集まる市場等での撮影は,もめごとの原因となるので避けた方が無難です。
3 滞在中は,旅券や滞在許可証等を常時携行する義務があり,所持していないと検問時にトラブルになるおそれがありますので留意してください。
4 赤道ギニアでは,航空便の運航スケジュールが不安定であり,しばしば,出発の遅延などが発生します。また整備の行き届いていない航空機も運航されています。同国に赴く際,航空会社の利用・選定に当たっては,安全性に関して事前に情報収集を行う等十分注意してください。
5 赤道ギニアでは,首都マラボ(ビオコ島内)でも平素からインターネットの一部が統制されており,SNSを使用することはできません。国内有事の際は,情勢により国内のインターネット全てを遮断する可能性があります。また,同国の経済都市バタを始め,大陸部の地方都市への陸路による旅行については,通信や電力事情が劣悪であり,事件・事故に巻き込まれた際の緊急連絡が困難になる可能性がありますのでお勧めできません。また,報道についても,政府により大きく統制されており,特に国内有事の際等に,情報がなかなか得られないおそれがあります。
6 在留届
現地に3か月以上滞在される方は,緊急時の連絡などに必要ですので,到着後遅滞なく在ガボン日本国大使館に「在留届」を提出してください。また,住所その他届出事項に変更が生じたとき,又は日本への帰国や他国に転居する(一時的な旅行を除く)際には,必ずその旨を届け出てください。在留届の届出は,在留届電子届出システム(ORRネット,https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet )による登録をお勧めしますが,郵送,ファックスによっても行うことができますので,在ガボン日本国大使館まで送付してください。
7 「たびレジ」
在留届の提出義務のない3か月未満の短期渡航者の方(海外旅行者・出張者を含む)は,外務省海外旅行登録「たびレジ」への登録をお願いします(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/ )。「たびレジ」に渡航期間・滞在先・連絡先等を登録すると,滞在先の最新の安全情報がメールで届き,緊急時には在外公館からの連絡を受けることができます。安全情報の受け取り先として,家族・同僚等のメールアドレスも追加登録できますので,併せてご活用ください。
●風俗,習慣,健康等
1 赤道ギニアは黄熱に感染するおそれのある地域です。事前に黄熱の予防接種を受け,熱予防接種証明書(イエローカード)を取得の上,携行してください(入国審査時にも必要です)。なお,黄熱の予防接種は接種後10日目から有効となりますので,赤道ギニア入国の10日以上前までに接種するようにしてください。
2 赤道ギニアはマラリア(主に熱帯熱マラリア)に感染するおそれのある地域です。熱帯熱マラリアは発症すると進行が早いことが多く,適切な治療が遅れれば死亡する場合もあるので注意が必要です。肌の露出を避け,防蚊剤を使用する等,防蚊対策を十分に行ってください。2週間以上流行地に滞在し,野外作業に従事する場合は,抗マラリア薬の予防内服が望ましいとされますが,必ず事前に専門医に相談してください。また,急な発熱や頭痛などの症状が現れたらマラリアを疑い,早急に医療機関を受診し,血液検査を受けるなど適切に対処してください。
3 降雨など気象条件の変化等により,各種感染症の発生・流行が懸念されます。生活環境全般における衛生管理の徹底を図るとともに,A型・B型肝炎,破傷風,黄熱,腸チフス,狂犬病などの各種予防接種をお勧めします。
4 腸チフスや感染症胃腸炎などは,経口感染するため,水や食器等衛生管理が行きとどいた施設(ホテル・レストラン)を利用してください。飲料水は市販のミネラルウォーター等を利用するなど十分注意してください。
5 近年の世界保健機関(WHO)の発表では,赤道ギニアは「もはやポリオウイルスの発生はないが,引き続き国際的な感染拡大を受けやすく,ワクチン由来ポリオウイルスの出現と伝播が起こりやすい国」の一つに挙げられています。このため,同国への渡航を予定されている方は,ポリオの予防接種についてご検討ください。
また,滞在中,以下のような感染予防対策を心がけ,ポリオ感染が疑われる場合には,直ちに医師の診察を受けてください(ポリオの危険性・症状・特徴ほか,詳細については,外務省海外安全ホームページの海外安全情報(感染症広域情報:ポリオ発生国に渡航する際は,追加の予防接種を検討してください。(その3))(http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2016C281.html )をご確認ください。)
ア こまめに石けんと水で手洗いし,特に飲食の前,トイレの後は念入りに手洗いを励行する。
イ 野菜や果物は安全な水で洗い,食物は十分加熱してから食べる。
ウ 乳製品は殺菌処理されたもののみ飲食する。
エ 飲料水や調理用の水はミネラルウォーターを使用する。水道水を利用する場合は,一度十分に沸騰させた後使用する。安全な水から作ったと確認できる氷以外は使用しない。
6 マラボ及びバタには比較的医療設備の整った病院がありますが,重症の場合はヨーロッパ等で治療を受けることを考えなくてはなりません。この際の移送費用は高額となりますので,渡航前に移送サービスを含む十分な補償内容の海外旅行保険への加入をお勧めします。
引用元:外務省海外旅行登録「たびレジ」
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/
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