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【海外健康生活Q&A】海外で受診する際の具体的な手順を教えてください

【海外健康生活Q&A】海外で受診する際の具体的な手順を教えてください

海外で医療機関を受診する方法は日本と違う点がいくつかあります。
ここでは海外で受診する際の具体的な手順を紹介します。

海外の医療機関の受診方法

予約をとる

海外の医療機関では救急で受診する以外、基本的には予約が必要です。
まずは医療機関に電話をして、受診を希望する医師名と受診希望日を告げてください。

診察を受ける

医師に病状を伝える際には、自分の症状や経過を紙に書いておくといいでしょう。
なお、海外の医師は初診の時にかなり長い時間をかけます。
不明な点があれば何回でも質問してください。

検査

診療所形式の医療機関には検査設備がないことが多く、採血やレントゲンなどの検査が必要な時は、外部の検査施設に出向くことになります。
検査結果は基本的に患者の所有物になるため、結果の紙や写真は自分で保管することが必要です。

会計

会計の際には医師の診察料や施設使用料などが請求されます。
支払い方法は、立て替え払い方式とキャッシュレス方式の2種類あります。
立て替え払い方式の際は領収書を保管し後日、保険会社に請求します。
キャッシュレスの場合は、保険カードなどで本人が確認されれば自動的に保険会社に請求が回ります。

薬局

医師が発行する処方箋を持って院外の薬局で薬を購入します。
途上国の薬局では、医薬品が古かったり、偽薬がおかれていたりすることもあります。
このため、少々値段が高くても、信頼できる薬局を選んでください。

入院

入院中は食事を選択できたり、家族の付き添いができるなど、日本に比べて、患者の過ごしやすい環境が提供されます。
病棟での看護師の業務は、先進国では医師に匹敵するほどの高度なものですが、途上国では医師の介助が限定されています。

監修
東京医科大学病院
渡航者医療センター 教授
濱田 篤郎 先生
※このページの情報は以下の書籍からの抜粋です。詳細は書籍をご覧ください。

海外赴任者必携『海外健康生活Q&A』

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内容紹介
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これらに対応するため、本書では海外出国前、滞在中、帰国後の時間軸に沿って、海外で健康な生活を送るために必要な基礎知識をQ&A形式でわかりやすく解説するとともに、2017年時点の地域別の流行疾病などの情報を収録しました。また、世界各地の文化や生活を理解し、健康問題の実情を垣間見ることのできるコラムや写真も随所に配置しています。
海外で生活する方々が、健康を維持しながら実り多い日々を送るために役立つ一冊です。
※このページの情報はこの書籍からの抜粋です。

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【海外健康生活Q&A】海外での健康的な生活を送るための海外赴任者必見情報

海外で健康な生活を送るために必要な基礎知識を、Q&A形式でわかりやすく解説した書籍『海外健康生活Q&A』より抜粋しました海外赴任者必見の健康ガイド情報。
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