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(47) ママ!カンティンヌで食べたい!

フランスの給食(カンティンヌ)のシステムは日本のそれと随分違っている。

お昼になると、子供達は給食を食べる部屋に移動してそれぞれ好きな席に着く。

給食を配るのは子供たちではなく、Dame de cantineダーム ドウ カンティンヌ(給食のおばさん)。

(ちなみに学校内の掃除も子供たちがやるのではない。)

メニューは順番に、最後にデザートとチーズチーズが出てくるのだとか。

それから、フランスではお昼ごはんを家で食べる子供もいる。
何故か学校にはカンティンヌの席の数というのが決まっていて限りがある。
働いているお母さんで、子供が3人(フランスはご存知の通り出生率が高く、3人目からは色々と社会的援助が**ので3人兄弟が多い)以上だとは大体子供を給食で食べさせることができるけれど、そうでないとちょっと難しい。
家族構成、お母さんが働いているか・・によって、優先順位がつけられているのだ。
学校によっては“席”が無いと働いているお母さんの子供でさえ拒否されてしまうことも。

みみの幼稚園の給食の席はまだあったのだけど、私は、みみが長い時間幼稚園にいるのが可哀想に思えて毎日お昼に迎えに行き、お昼は家で一緒に食べていた。
夫までが”社員食堂が無いから”という理由でお昼は帰って来る!

私は朝、みみを送って帰り、お昼に迎えに行ってまた送り、帰りにまた行くという3回往復をこなさなければならなかった。 (子供達は外を大人の付き添い無しで歩いてはいけない。)

しかし、みみはみんなとフランス語で少しコミュニケーションが取れるようになったら、自分から言った。

「ママ、カンティンヌで食べたい!!」

・・・となると、11:30~13:30までのお昼、今まで幼稚園にいなかった時間までいることになり、2時間多くなる。
しかも、働いているお母さんで16:30に迎えに行けない人の子どもが延長で17:30までいることができるのだけど、それにまで行きたい!と言い出した。

私は、嬉しかった。幼稚園に行きたくない!と泣きじゃくったみみが自分からもっと行きたいと言ってくれるなんて!

試しに行かせてみると、楽しそう。
よかった!
しかも、その17:30の後、同じアパルトマンに住むクラスメイトジュリエットが毎日のように遊びに来て、夕飯まで食べていくことも!

そして、みみは、フランス語を覚えていった。

間違って話すとジュリエットはその場で直してくれていた。
一度も辞書を引かずに!!ものすごい勢いで私を追い抜いていった。

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ブログ紹介

ロンドンとフランスの小さな街で子連れ駐在生活

http://ameblo.jp/londonbesancon/

駐在家族の多いロンドンからフランスのブザンソンに引越し。街で唯一の日本人(日日)家族になってしまった!閉鎖的な街に馴染んでいくまでの努力?日記。

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