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時差を考えて生活するのは、思いやりの練習になる。

今回は海外駐在生活を始めた頃に「ふむふむ、これは海外生活してみないと実感できなかったな」と思ったことを書きます。

それは「​時差のある人とのコミニケーションは思いやりの練習になる」ということ。思いやりの練習?なんじゃそりゃって感じですが、言い換えると、「時差のある人とのコミュニケーションは相手の立場になって考える、ということはどういうことかの理解の手助けになるし実践にもなる」ということ。

私の場合、時差のある人でコミュニケーションとる人というのは、日本にいる家族や友人を指します。

私が彼らとのコミュニケーションにおいて、日々考える考えていることを具体例にして説明すると、こんな感じ↓↓

(ちなみに、日本と東欧の国の時差は8時間(サマータイム時は7時間)です。日本が昼の12時の時、こちらは12-8=夜中の4時)

・両親に連絡したいことがあってテレビ電話したいけど、夕飯終わった後ぐらいが忙しくないだろうから、えっと、こちらの12時(日本の20時)くらいに連絡しよう。

・こちらは夕食後でのんびりしていて、ふと両親に連絡したいことを思いついて、ラインしたいけど、日本は今夜中で両親は寝ているだろうから、ラインは明日にしておこう。

・友人に一時帰国時の飲み会の日程についてラインしたけど返事が返ってこないなー。あ、まだ仕事中か。のんびり待とう。

・朝起きたら、友人ライングループで私以外の友人同士が会話で盛り上がっていた。(スゴイ未読数)完全に出遅れた!輪に入れなかったのは寂しいけど、ましゃーないか(笑)

などなど。

海外生活を始めたころは、正直、「アー時差考えるのめんどくさいな」とか「早く返事ほしいのにー(ちょっとイライラ)」とか「こっちは寝てる時間なのにこんな時間に連絡よこすなや!」とか考えることも多かったです。でも、日本にいる人とのコミュニケーションを繰り替えしていくうちに、相手の寝てる時間を考える、相手の忙しい時間を考える、すぐ返事が来なくてもイライラしない、ゆっくり待つ等が自然にできるようになってきます。

で、ある時、「あ、これが思いやりってやつか」とストンと腑に落ちた時があって。

もちろん、時差がある事は海外生活前から当たり前のように知っていたし、時差に配慮するなんて海外きたら当たり前のことじゃんなんて思ってたのだけど、実際に海外生活してみると、これって思いやり第一歩なってるな、相手の立場になって考えると言う練習になるなぁということを感じました。

さらに正直なことを言うと、海外生活を始めて3年たった今でも、早く連絡が欲しいなぁとか、今連絡しちゃおかなーとか、寝てるけど起こしちゃうでもいいかなぁとか考えちゃうんですよね。そういうこといちいち考えないといけないから、そりゃ日本にいる時よりもコミュニケーションに労力かかるぜとも思ってます。でも、それが相手の立場になって考えるって言うことなんだなって思うんです。自分と相手の置かれている状況はいつだって異なっているので、自分の都合ばっかり考えないというか。

だから、時差を考えることのメリットの一つとして、自分の気持ちを一旦ぐっと抑える練習ができるってことをあげてもいいかもしれない。これができるようになると、相手とのコミニケーションがスムーズ行かないときがあってもイライラせずに、まぁそんなもんか、と思える心の余裕が自分にできることになるんじゃないかなあって思います。

これ日本に帰った後も、日本にいる人と時差のない関係でコミニケーションことが増えた場合にもすごく役立つな!!と思っています。

時差が理由じゃなくても、仕事が忙しいとか心が忙しいとかそういう時ありますよね。相手も自分も。そんな時には、イライラしないとか、待つとか、が自然とできるようになるんじゃないかと。

時差って言うと、自然の法則みたいなもんで、まあいっちゃぁ当たり前なもので、日本にいると特に気にも留めないかもしれないけど、海外生活してみて、まさか時差という当たり前に知ってることから学べるとは!?と、驚いています。

ほんと、百聞は一見にしかず!!なんですよね。行ってやってみないと分からないことが世の中にはたくあんあり過ぎるよ!それが、大変で楽しいと思う今日この頃です。

以上、私が時差から実感したことでしたー。ご清読ありがとうございました。

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駐在妻として東欧の国で生活中。1年半経過。パワフル2才児の育児中。生後6ヶ月から家族で合計7カ国海外旅行しました。海外生活に目覚め、将来自立した海外移住を目指し、日々考えたり試したり。その辺も含めて海外生活のあれこれをブログに書いています。

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